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たいま

大麻(たいま、cannabis[1])とは、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。マリファナとも[1][2]。花から製造されたものをガンジャ、樹脂をチャラスハシシと呼ぶ[3]。含有される約60種類のカンナビノイド、特にテトラヒドロカンナビノール (THC)には薬理作用があり[3]、紀元前からから用いられてきた。嗜好品、また医薬として用いられ近年では医療大麻とも呼ばれる。喫煙、気化、飲食により成分を摂取することで用いられる。

大麻(麻)の繊維は、日本では古くからしめ縄、祓い具(おはらい)としての神事の大麻などに用いられてきた。1912年の万国阿片条約を1925年に補足した際に、大麻が精神等に害毒を起こすことを理由に国際法上、流通や使用が制限された。その有害性は、今日までさまざまに議論されてきた。21世紀に入り大麻の有害性の再評価を求める動きが強まっている。ほとんどの国で違法薬物であるものの、国によって合法化や非犯罪化がされている。日本では大麻取締法により、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)の花や葉の許可のない所持は、医療目的であっても使用、輸入ならびに所持は禁止されている。

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