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適応障害

どんなに自分の実績がスコアとして残ってなくても、わたしはプロのリーグで選手でした。

日本のトップリーグで活動してました。

トップの選手が普段どんな生活を行っていたのか。
トップの選手がどのようにしてそのパフォーマンスを維持してるか。

実際にこの目で見て、肌で触れる環境にあったことはとても幸運なことです。

そして、わたしは自分でも気づかないうちに自分自身と周りのスタッフに
「トップになりたければこうなるべき」「トップに立つには抗しなければいけない」を、押し付けてるようになっていました。

最終的には、そのような環境と人たちを見てきてないスタッフは、わたしに委縮するようになり。
わたしは、「なぜこんな温いことを平気で言っているんだろう」
「トップになりたければそれなりの行動をするべきではないのか?」
という感情が不安として支配してくるようになりました。

わたしは、毎日不安と、焦りと、「なぜ?」という違和感でいっぱいでした。

「トップになりたいと言っているのに、この人たちの温さはなんだ?!」
乖離が生じてきました。
「トップになりたいんじゃないか?この人たちは、何に向かって頑張っているんだろう」「わたしは、何と誰と一緒に切磋琢磨できるのだろう」

張り合いのない毎日でした。

結果、「なぜ」という周りとの乖離が広がり「こうあるべき
という自分への固執した考えからくるストレスで「適応障害」となってしまいました。

「なぜそうなる前に相談しなかったのですか?」
「誰か、周りに相談できる人はいませんでしたか?」

いるわけがないのです。

「愚痴は言わない」
「人の悪口は言わない」
「仕事にモチベーションは関係ない常に来ていただいている事への感謝と、日々挑戦する姿勢で仕事する」
と思って職場に通っていました。

全員が事なかれ主義のように表情、話してる笑い声にさえイライラするようになってしまいました。

結果、退職するという道を選んだのですが。
次は、「適応障害」との付き合い方 の記事を書こうと思います。

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