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2022.04.01 日記
2022.04.01
安住の地や財産、慣れた場所。
既にあるものを手放すのは難しい。
特に不満のない現状を、より良いものに取り替えるためには今を捨てなければいけない。
こう思えるということは、自分の人生を良くしようとしない自分に絶望していた頃からは、多少進んだと言える。
このままでもいいのではないか、飢えることもなく住む場所もあり、なんの不自由もしていない、と頭をよぎることもある。
2022.02.23 日記
この処、体調が悪化した。
悪化すると日記へ書くことが生まれる。
書かなければやってられない、書かなければならない、という急いた気持ちに追いやられて書く。
日々は変わりなくひたすらの寒さに震えているが、この震えが怯えに変わっていても見た目に変わりはなく、訴えなければ死んでいく。
弱い者から死んでいくのは普遍的であり、弱いのが悪い。弱いから言うが、弱いのが悪い。これが誰の責任でもないなら、弱
2022.02.09 日記
無為な日々だ。死んだような生活だ。
生きる意味を考える歳は過ぎ、見い出せないまま日々を送る。成すべきことを成さずに目をそらし、無為を無為なまま送ると、金が貯まる。
預金通帳を眺め、一般の幸せについて考える。一般の幸せには追いつかないくらいの差があり、健康になりたいという新年の抱負が3年目だ。
勢い良く死に飛び込んでいった君のことが羨ましくて、君のことを考える。
君は歌が上手だったから、私も歌が上
2020.07.22 死んでしまった思い出
人が死んだ思い出を標本のように並べ哀悼と言い換えればいいが愛でてさえいるかのように思い返す。
自己が死に惹かれがちな質であるから、一抹の羨ましさが混じるが大部分は悲しさを覚える。
君たちが死んでしまった世界を私はまだ生きている。
恨み言を言っている。
話すのが楽しかった。居なくなってしまって恨み言を言うのも仕方ないだろう。
昔友達が死ぬとどんな気持ちがするのだろう、と想像したことがある。
その時
2020.04.21
4月21日
古典を破って涙する
日記に書いた決意を忘れている
写真をガスコンロにくべる
私を新しい場に連れ出してって
やること過激だねってあきれてる
自分の子守をするのに
本と音楽だけ与えてればいい?
時間と青春を失ったなら
もう一回やり直せば?って
突き落とす先に大きな海を見た
その柔らかな手に私を乗せた
その笑い返す顔に私を映した
遠くまで旅する歌があると信じる
奇跡が光る日
2020年4月17日
死ぬタイミングを逃した。
私はあのタイミングで死ぬべきだった。あれが最後のチャンスだった。
日々日々夜の具合悪さに怯えて薬で不安をごまかし、それで社会に迎合しきれない情けなさったらない。
生きている意味がない。見失ったのではなく、元からない。中途半端な子供人間として育った私は、どこにも参加できないまま、布団に埋もれている。
馬鹿か。
書いているのに、書いていても。
読まれたくて書いているのに、私の