士別サムライブレイズの関西方面統括責任者就任について
このたび、北海道独立リーグに2021シーズンから参入予定の士別サムライブレイズ(以下、士別SB)にジョインすることになりました。役職は、
1. きっかけ
士別SBとの出会いは、イトイグループホールディングス(以下、イトイGHD)の菅原大介社長から2017年に講演を依頼いただいたことに端を発します。そのご縁から、イトイGHDの取り組みをFB上で拝見していると、これがまさに真の地方創生だなという活動が非常に多く、土建屋さんとして事業の芯を持ちながらも、21世紀の暮らし、仕事のあり方、社会のあり方を、そしてその先を担う子どもたちの教育も含めた新しい地域社会づくりを民間から作り上げている、素晴らしいみなさんでした。
ある時、菅原社長が
独立リーグのチームを作るよ
とおっしゃっていて、元高校球児というか、少年の頃から野球への憧れが強すぎる僕が黙っているはずもなく、なにか関わらせてください、とお願いしたところがスタートでした。
2. 独立リーグへの視座
まだまだチーム運営を作り始めている段階で、選手獲得がまずもってのテーマだとは思います。先日も、NPBのドラフトがあって、本当に野球の世界は難しいなとか、独立リーグBCLのドキュメンタリー映画を見たり、四国アイランドplusの試合を見にいったりして、その立ち位置が、高校・大学からNPBへの育成機関としての価値が非常に大きいために、スターが出づらかったり、定年制を敷くなど長くいる選手がいなかったりして、経営は簡単ではないと思っています。
3. なぜ独立リーグなのか
一方で、地方でいろんなタイプの新しい事業を生み出そうとしている僕らとしては、なにより人材不足がある中で、独立リーグの選手がそうした仕事の担い手になる、というのは、ある意味「セカンドキャリアづくり」や「NPBを諦めさせる場所としての独立リーグ(あるチームの監督さんより)」という観点から、非常に意味があると思います。また、長期で経営することで、子どもたちが独立リーグを目指すという独立リーグネイティブ世代も出てくるように思います。
まだ始まってないのに妄想だらけですが、1つ1つ形になっていくのが今は楽しみです。とはいえ、これまで全く関わってこなかったので、この世界のことがわからなすぎる。スカウティングやイベント開催など、本州でもやっていきたいと思っていますので、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたいます。