今年も種籾の選別から消毒、種まきに始まり、田植えをして、今は草取りの真っ最中です。穂をつける前までが、勝負。どれだけ取れるかで、来年の草の量が変わってきます。なぜって? 草が花を咲かせて実をつけたら、それは来年、生えてくる草のタネだから、です。もちろん、今年の稲に栄養が行き渡るように草を取りますが、来年のことも考えながら作業をする、これが稲作のおもしろさの一つです。 上の写真で、私たちが借りている田んぼは、どこでしょう? 黄色っぽく見えるところは、すでに穂をつけて、収穫も間
今年も、伊豆・田んぼプロジェクトでは、稲作体験会を行ないます。 春分を過ぎても寒さが厳しい日々が続いていますが、それでも、少しずつ日差しが強くなってきています。 伊豆市上船原の田んぼには、早くも水が入っています。 これは「冬期湛水」(とうきたんすい)と言い、冬の間も田んぼに水を張ったままにする農法です。 なぜ、冬の間も水を入れたままがよいのでしょう? それは、田んぼの表面にトロトロ層ができあがるのです。トロトロ層ができることで、土の中の微生物の働きが活発になり、
伊豆・田んぼプロジェクトのお米について、 紹介していただきました。 そうなんです。まさに、お米の販売をはじめました。 唯一、品種改良されていない、昔ながらの「朝日米」。 もちろん、無農薬、無化学肥料、無除草剤。 手植え、手による除草、刈り取りには機械を使いますが、感想は天日干しで。 ピッカピカの新米です。 お問い合わせ、ご注文は、 izutanbo●gmail.com 「●」は「@」に変えてください。 お待ちしています。
まだ春が遠く感じられる3月初旬から、今年の稲作体験会は始まりました。 種籾を塩水選という海水より濃い塩水の中に入れて選別し、60度のお湯で10分間消毒、その後、発芽するまで水に浸しておくこと、約1ヶ月。 芽が(正確には、根が、なのですが)出たら、種まき。そう、お米も、種まきをするのですよ。私たちは、1枚に448個の穴があいた苗箱を使います。1穴に2〜3粒ずつ。ちょっと気が遠くなる作業です。 この1つの穴から、どのくらいのお米がとれると思いますか? なんと! お茶碗1杯分