【脳筋シリーズ】脳筋がFF10をスマートにクリアしてみせる①【ネタバレ注意!】
はじめに
早速FF10を開始しました。ストーリーについても言及するという企画の都合上、ネタバレを多分に含んでおります。ネタバレを避けたい方につきましては、プレイ後に閲覧いただけたら嬉しいです。
ネタバレOKな方、既プレイの方につきましては、お付き合いいただけると幸いです。よろしくお願いします。
また、前回の記事を読み返して気づいたのですが、タイトルと本文で表記ゆれ(FF10、FFⅩ)がありました。今後は「FF10」で統一していきますね。
今回の進捗
OPから、ビサイド、キーリカを経てルカに辿り着きました。ブリッツボールのチュートリアル確認までです。
ちなみに、主人公および召喚獣の名前は、デフォルトのものにしました。
今回のあらすじ
※「ミリ知ら」な私の主観に基づいて書いております。勘違いや設定の取りこぼし等あるかと思います。また、ボリュームを抑えるためストーリーを一部省略したり、細かい順序を入れ替えたりしています。ご了承ください。
主人公ティーダは、ブリッツボールの名プレイヤーでザナルカンドの人気者。大会で大勢のファンが見守る中、かっこよくシュートを決めようとする。しかしその時、「シン」が現れザナルカンドを破壊していく。ティーダは、剣士風の男アーロンに導かれ、道をふさぐ「シン」のコケラを倒しながら生還を図る。
気が付くとティーダは、見たことのない遺跡にいた。瓦礫の間を泳ぎ建物に辿り着き、ティーダは濡れた体を暖めようと焚火をした。
休息もつかの間、ティーダのもとにモンスターが現れる。悪戦苦闘していると、謎の言葉を話す集団が現れる。一時は共闘したものの、彼らの船に捕らえられてしまった。謎の集団アルベド族の女の子リュックとの会話を通して、ティーダは、ザナルカンドは既に滅びていることを知り、今いる世界が自分のいた世界と異なることを悟る。その後、命じられるがままにリュックとともに神殿を探索することになるティーダであったが、再び出現した「シン」によって海中に飲み込まれてしまう。
ティーダが海上で目を覚ますと、ブリッツボールの選手然とした男たちがいた。選手兼コーチを名乗る男ワッカに連れられ、ビサイド島の集落へと赴く。そこで、メインヒロインである召喚士ユウナ、召喚士を守る「ガード」を務めるルールー、キマリと出会う。ティーダは、流されるままユウナ一行と旅を始めた。
船旅の最中、ユウナの発言により死んだはずの父ジェクトが、この世界で召喚士とともに「シン」討伐の旅をしていたことを知る。「ジェクトは優しい人だった。訃報を聞かないので、ひょっとしたら生きているのではないか?」とユウナは語るが、ティーダにとって父親はムカつく存在であったため、ティーダは、もしこの世界で再会したら一発殴ると話す。
道中、「シン」との戦闘、キーリカの神殿でのブリッツボールの大会優勝祈願とユウナのお勤めを経て、一行はルカへ辿り着く。メインの目的は大会出場、そして優勝である。ワッカ達「ビサイド・オーラカ」とともに選手控室待つティーダのもとに、「アーロンがいるので会いにいこう!」とユウナが入室する。試合までに戻ってくることをチームメイト達に約束し、ティーダはアーロンに会いにいくことを決意する。元の世界にいた彼が、なぜ異世界にいるのだろう…。
ストーリーに関する感想・予想・考察(4つ)
①主人公の印象
FF7のクラウドのようなクールな主人公(未プレイにつき違ったらすみません)、FFTAのマーシュのような受け身の主人公を見てきたので、私の中ではFFシリーズの主人公は感情表現が控えめな印象でした。しかし、ティーダは喜怒哀楽がはっきりしていたので驚きました。自分本位の言動が多い辺り、まだ幼い印象もあります(年相応といえばそうかもしれませんが)。今後、ユウナ一行との旅を続ける中で、どのように成長していくのか非常に楽しみになるようなキャラクターでした。
また、ワッカ達との会話から察するに、「掟だから」という理由で動かない(動けない)人々に対してフラストレーションを抱いているのではないかなと感じました。そのうち、ストーリー内で描かれることはあるのでしょうか。
②ワッカとルールーの関係
あらすじでは割愛しましたが、ユウナのガードであるワッカとルールーはビミョーな関係性である印象を受けました。ワッカは弟を亡くしていますが、「もしかして行方不明なだけで何処かで生きているのでは?」等と一見すると楽観的なスタンス。一方、そんなワッカを「現実を見ろ」と一蹴するルールー。推測ですが、ルールーはワッカの弟と恋仲だったのではないかなと思います。恋人を失い、それでも現実を見ようとするルールーにとって、「アイツは生きているかも」と前向きになろうとしているワッカは、楽観的なムカつく奴という感じなのだと思います。ワッカも空元気のようなものだろうにな…と思うと「ああっ…!(´;ω;`)」という気持ちになりました。
③「シン」は何なのか?
最初は、実体が見えず水の塊(大波)だったことから「シン=災害」だと思っていました。島々を破壊していく災害を鎮めるため、いわば神職のような形で召喚士が旅をし、災害を鎮めていくのではないかと。しかし、キーリカに向かう途中に実体の一部が見えたり、そもそも思い返すと最初から「コケラ」を生産していたりする点から、「シン=災害のような怪物」と捉えるようになりました。
そうすると、「シン」は生き物であり、意思が存在しそうだなと考えました。生き物である「シン」が、時には時空をも超えて島々を破壊していく目的は何なのでしょうか。私は現在、次の2点を推論として考えています。
・人間が造った(=生態系を乱す等した)文明の破壊(世直し的な…)
・渡り鳥のような生活史にもとづく移動(MHWの古龍渡り的な…)
「シン」の行動原理は何なのか、今後の展開に期待です。寺院とかで分かるのでしょうか…。
④あの動作が持つ意味の変化は?
ワッカがティーダに教えた祈りの方法は、ティーダのいた世界(1,000年前)では「ブリッツボールでの勝利祈願のおまじない」でした。確かに、冒頭のザナルカンドでは、ティーダのファンである子供達があの動作をしていましたね。なぜ、あの動作が「神への祈り」に変化したのでしょう。私の予想は次の2点です。
まず、あの動作はジェクト発信であるという予想です。ジェクト自身が広めた、あるいは「高名なガードであるジェクトが戦闘前に行っていた動作」として寺院や民間で広まり、やがて「神への祈りの動作」として認識されていった等が考えられます。しかし、ジェクトがあの世界に来たのは10年前ということ、寺院の雰囲気的に「ずっと昔からあった動作」に思えることから、可能性としては低いかもしれません。
次に、2つ目の予想は、「シン」の動きが活発化したことに関連する意味の変化というものです。まず、ティーダが「シン」のことも討伐隊のことも知らなかったという点から、1,000年前は「シン」がほぼ活動していなかったと推察されます。そこから1,000年の間に、「シン」の動きが活発化し、討伐隊が作られたのだと考えられます。また、討伐隊には、ワッカのような元ブリッツボール選手も所属することもあると思います。「シン」への勝利を祈願し、討伐隊であの動作を行ったことから、「単なるおまじない」が「神への祈り」に変化したのではないかと、私は考えます。
脳筋によるプレイの感想
まず皆様に報告したいことは、スフィア盤を弄ってみたがよく分からず半ば断念してしまったということです。「下手に進めると思うようにキャラが育たないのでは?」と、つい立ち止まってしまいます。きっと、少し時間をかけて全体を俯瞰したり、キャラクターの育成方針を検討したりすることが肝要なのだと思いますが、それができない辺り、私ってつくづく脳筋なんだなと再認識しました。トホホ…
戦闘はターン制であったことと、まだ敵も単純な性能であったことから難なく覚えることができました。「次は誰のターンなのか」ということが画面右側で分かることについては、キーリカの「シンのコケラ」との戦闘まで気づきませんでしたが…。
また、オーバードライブのギミックが、成功率によるダメージ量の変化、キャラによるギミックの違いがあり楽しかったです。昔プレイした「トマトアドベンチャー」を思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。(各所に散りばめられたブラックジョークも含め非常に面白かったので、あの作品リメイクされないかなと10年以上願っています。閑話休題。)
終わりに
結構長時間プレイしたと思いますが、OP映像に出てくる仲間がまだ出揃っていない辺り、まだまだ序盤なのでしょう…。これからトラウマ級の敵が出てくることも考慮すると、膨大な時間がかかりそうな予感がします。果たして私は、年末年始休暇中にクリアできるのか!?
→To Be Continued…
【おまけ】テーマになりきれなかった小さな感想など
・ルカで会った青い髪の人、昔コカ・コーラのおまけフィギュア持ってた!懐かしいなあ…
・戦闘で交替した際のティーダとワッカの会話が面白かったです。「素人登場ッス~」「…悪かったな」というやり取り、好きです。
・召喚獣の名前も自由に変えられるんだ。ポケモンみたいだな。
・ルールーの勝利ポーズが「だっちゅーの」にしか見えない。(読者の方は世代でしょうか?伝わると良いのですが…)
・ルールーの通常攻撃時、モーグリがトコトコ走るのがかわいいですね。
・ユウナの衣装、CMで見かけていた当時は気にならなかったけれど、改めて見ると際どいな…
・(恐らく)1,000年もルール改定なく続いているブリッツボールがすごい。原初のルールブックが1,000年しっかり受け継がれたのだろうか…?
今回は以上となります。長文になり申し訳ありません。次回からは小分けにしようと思います…。
ご覧いただきありがとうございました。次回以降もお付き合いいただけると幸いです。またお会いしましょう。
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