ヒストリー・オブ・ザ・ワールド
明日は、友人宅に六人集まって、ボードゲームの『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』をやる。楽しみだ。←早く寝ろ
しかも旧版だから、プレイするのに6時間以上はかかる。最近だと2時間ぐらいかかるボードゲームは「重いゲーム」扱いだから、普通のゲーム会だとなかなかプレイできない。すっごい面白いゲームなんだけどね。外の会場でやるとなると時間制限もあるし、最後までぷれいできるか怪しいからね。あと、最近のボードゲームにはまった人の場合、重いゲーム好きな人を慎重に誘うぐらいでないと、お互いが辛い思いをすることになりかねない。
こっちがいくら面白いと思っていても、乗り気でない人にまでそう言い募るのはよくない。
でも面白いんですよ、ヒストリー・オブ・ザ・ワールド。
このゲームを簡単に説明すると、「世界の歴史上の有名な勢力(文明だったり国家だったり)を、大まかに分けた時代(エポック)ごとにひとつずつ担当し、全時代を総合して世界にどれだけの覇権を広げられたかを競うゲーム」だ。
エポックごとにどの勢力を担当することになるかは、そのエポックのスタート時に初めてわかる(ていうか一定の手順で決まる)。
半分以上が運なのだが、その時点で勝利点がトップになっている人は、強い勢力をとりにくい仕組みになっている。
第1エポックで「エジプト文明」を担当して北アフリカに勢力を伸ばしたあと、第2エポックで「ギリシア文明」を選んで、前エポックで担当したエジプト勢力を攻めずにヨーロッパ方面に伸びると、残ったエジプト勢力の分も点数が入るわけだ(旧文明の勢力は存在するだけで増えない。攻められて消えない限り得点にはなる)。
ローマ帝国や、モンゴルなどは侵略に使えるコマ数が多いので、地図上のかなりの範囲を自分の勢力に塗り替えられるので強力な勢力だが、その分、あとで他のプレイヤーに狙われる。
そうやって勝ち負けを競うゲームではあるのだが、それ以上に「架空の世界史」を楽しめるのが何より楽しい。駆け引きの都合で登場しない文明もあるので、「モンゴルが出てこないのかよ!」とか、「藤原氏が中国に攻め込むなんて!」とか、「フン族がなんでインドへ大移動するの?」とか、そういうのが楽しくて歴史好きはかなり楽しめるのである。
だから、ゲームとして勝ちを目指しつつも、たとえ負けても楽しい、良いゲームなのである。
まともにやったのは、もう13年も前か~。
こちらが、そのときの主催者の日記。
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=165183&id=125718148
というわけで、明日が早いからもう寝よう。
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