サバティカルタイムで何するの?
先月末で会社を退職し、自主的にサバティカルタイム(使途用途をきめない休暇)に入りました。
日本でも一部の企業が取り入れていますが、まだまだ大半の企業にはなじみのない休暇だとおもいます。
https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=2832
今回はなんで、わざわざ、そんなことしたのか?のお話です。
理由はいろいろあるのですが、一言でいうと、40代になって今後の人生を考えた時に、自分をre-education再教育したかった、あるいは、これからの生き方をデザインし直したかったという方が伝わるでしょうか。
振り返ると
大学を出て社会人になって15年以上、そのうち子育てしながらは8年間、会社で成果を出すためにアウトプットし続けてきました。
一方で、このままでは自分のインプットが枯渇していく感がありました。短期的に必要なインプットはしていたものの、すぐに仕事に役に立たないものに時間をさくことを、子育てで常に時間制約がある中で、無意識のうちに避けていたからです。
このことに気づいてから、一見無駄かもしれない、でも興味惹かれるインプットをもっとした方がよいのでは?でもそんな時間ないよね。という想いをずっと抱えていました。
ワークライフバランスの課題
また、私はどうも仕事にのめりこむ傾向があって、時には自分の健康や家族のことを後回しにしていたことも。
今更ですが、これからを考えた時にもっと、自分の家族や健康を大切にして生きていきたいし、働いていきたい。でも、そんなに簡単に染みついた働き方や考え方は変わらない。わかっていても、ついつい今までのやり方に戻ってしまっているんですよね。
re-education再教育なんて、仕事をしながらでもできる人はたくさんいるはずです。ただ、短期的に必要なことに時間を割いてしまいがちな私は、いったん現状の仕事からおりて、これからを長期スパンで考え直したい、見つめ直したいという気持ちが高まっていました。
最後にタイミング
ちょうど、仕事としても一段落したタイミングであったこと、子どもの健康問題がずっと解決できていなかったことも後押しになりました。
この結果がどうなるのか正直私にもわかりません。
サバティカルタイムなんてとらなければよかったと思うのかもしれない。
でも、まだまだ長い人生、そんな時間があってもよいじゃないとも思っているのです。