舞台「湯布院奇行」で感じたこと。
この物語で『僕』が語っていた言葉の数々。
『自分』自身に突き付けられることが多かった。
その中で
『大人に擬態する』
このセリフが一番印象深い。
『孵化』ではなく『擬態』
『孵化』は自分自身を変化させ子供から大人へ変わるれど、『擬態』は子供な自分を隠して大人になりすます。
なりすましても、いつかはその殻が剥がれ落ちて、結局は元の子供の自分に戻るかもしれない。
そんな脆さを持った『大人』に擬態した人が実はとても多いのではないか。
そもそも擬態すら出来てない自分は不完全な人