理由
中学の時
大好きだった男の子が
お医者さんになりたいから
とある高校の理数科を受けると言ってた
私はその子と同じ高校に行きたくて
数学苦手だったくせに・笑
理数科を受験した
理数科を受ける本当の理由を
親には絶対言えないから
「お医者さんになりたいから理数科受ける」
ってウソついたら
父はまにうけて(そりゃそうだ)
三者面談で父が
「この子は姉の病気を治すために医者になりたいそうです。優しい子です。」
って先生に言っていて
もちろん本当のことは言えず(そりゃそうだ)
心の中でオロオロしてたのを
すごく鮮明に覚えている
もともとお医者さんになりたかったわけじゃないから・笑
親の期待にこたえられなくてごめんなさい
とは
その時は思ってなかったはずなんだけど
(でもウソついたバツの悪さはあった)
だけどどこかで
そのウソを背負ってたんだよね
親の期待に
勝手にこたえようとして
勝手に挫折感を覚え
勝手にそんな自分はダメ人間だと決めつけてた
私は姉を治すために
お医者さんになりたかった
わけではなく
姉のそのままを承認したくて
承認する人になりたかった
姉は
家族や周りの人には見えないものを見たり
家族や周りの人には聞こえないものを聞いていたりする
それが病気だから治すものだと
父は言っていたけれど
でもね
姉の話をよく聞くと
姉には姉の世界があるのがわかるんだよね
それは
病気かもしれない
それは
非常識かもしれない
それは
間違いかもしれない
だけど
姉が見ているその世界を
頭ごなしに否定することは
私には
なんかちがくて
その時見えてるんだから
見えてるそれを伝えることは
間違いじゃないんだよね
姉の見ているものを
まるごと認めたい
姉の見ている世界を
まるごと認めたい
姉の存在を
まるごと認めたい
人は
自分が見てるものを否定されると
自分を嫌いになる
逆に
自分が見ているものを承認されると
自分を好きになる
だから私は
見たものを見たままに表現する
自分科が大好きで
見たものを見たままに表現していいんだよ
って伝えてる
よかよか学院に居るんだなってことに
昨日気づきました(遅w)
理由なんて後付けかもだけど
でもなんか腑に落ちたんだよね
見たものを見たままに
感じたものを感じたままに
表現する場をつくりました
そんな学校です