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親知らずのタイプとそのリスク
今週は今月医院の入口に掲示している案内板の片面をご紹介します。
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「自分の親知らずのタイプを知っておこう!」。
一言で親知らずといっても様々な生え方のタイプがあり、人によって生え方は様々です。生え方によってリスクも変わってきますので、まずはご自分の親知らずがどのようなタイプで生えているか確認するようにしておくことをお勧めします。
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1つ目は真っ直ぐ生えているタイプ。このタイプの方は、噛み合わせに問題が無く、しっかりと歯みがきなどセルフケアができていれば、直ぐに抜歯をする必要はありません。
2つ目は半分歯ぐきに埋まっているタイプ。このタイプの方は、歯ブラシが届きにくく磨き残しが多くなりやすいので、むし歯や歯周病のリスクが高くなりまるので注意が必要です。
3つ目は完全に歯ぐきに埋まっているタイプ。このタイプの方はむし歯になる心配はありません。ただし、周囲の歯や骨に悪影響を及ぼす可能性がある時は抜歯をすることがあります。
また、親知らずの生え始めには智歯周囲炎という歯ぐきの炎症を引き起こすことがあります。ちなみに、智歯周囲炎とお伝えしましたが、歯科では親知らずのことは智(ち)歯(し)と呼びます。
自分の親知らずがどのタイプで生えて、リスクがどの程度あるのかそれともあまりないのか知っておくことは大切になりますので、歯科医院でチェックしてもらうことをお勧めします。