唾液をたっぷり出す方法
今週は今月医院の入口に掲示している案内板の片面をご紹介します。
今週はまず「唾液をじゅるじゅる出す方法」についてご紹介します。
唾液が不足して口腔内が乾燥するとむし歯や歯周病だけでなく、誤嚥(ごえん)や味覚障害など様々な病気のリスクが高くなってしまいます。
そこで、簡単に唾液を出すことができるのが唾液腺マッサージです。
唾液腺は、耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)の3つあります。
耳下腺マッサージは、耳の前(上の奥歯の辺り)に指を2本ほど当て、円を描くようにマッサージしてみてください。
顎下腺マッサージは、両手の親指を顎の骨の内側の柔らかい部分に当てて、耳の下から顎の下まで押しながら順にずらしていってみてください。
舌下腺マッサージは、両手の親指を揃えて顎の下を優しく押し上げてみてください。
いずれのマッサージもテレビを見ながらやお風呂に入りながらなど簡単に行えるものですので、3つを順番に行って唾液腺の働きを活発に保ってあげられるようにしておきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?