海外で、ものづくりワークショップをする時に知っておくこと

これまで、ベルリン、ロンドン、リーズ、パリ、バルセロナ、カリフォルニア、ニューヨーク、サンティアゴ・デ・チリ、ストックホルムで手まりのワークショップをしたことがある。ロンドンでは刺繍や刺し子のワークショップを通訳した。日本でワークショップをする時と、参加者さんの心構えや関わり方が違うことについて。

ワークショップをする場所。現地のお店に主催をしてもらう方法が良い。集客の面だけでなく、現地で商売をしているお店の商品となるので(ビザ的にも)、自分で開催するより気軽に開催できる。

言語。なんらかの通訳は必要。熱意は高いと、日本語でも以心伝心と作品で伝わる!!でも、細かい事務的なことは、伝わらないしお店の方もつきっきりでは無いので対策を考えておく。英語は出川イングリッシュでも大丈夫。グーグル翻訳やDeep Lを追加で使うといけるはず。

言語化。「どうしてこれを始めたの?」「いつからやっているの?」なんて質問をもらいます。自分なりの好きを掘り下げて言語化してたり、自分の活動や哲学について考えておくのは、やってて無駄がないので超おすすめ。

ワークショップのゴール設定。時間内の完成、細かい技術の伝達、よりも優先すると良いのが、体験を提供すること自分のストーリーを伝えること、伝統的なものであれば、その背景も伝えること。気になる事項は、事前に伝えておけばOK。手取り足取りの準備は親切だけれど、普通ではない。相手も想像したり考えたり、質問したりしてくるので、それに委ねる。

多様な参加者さん。全く自由に間違いも関係なく、楽しそうにどんどん進める方、ビックリするくらいの初心者さんがいることがよくある。私のワークショップでは、補佐をしながら、ご本人が楽しいか、これでOKか聞いたりしてすすめてもらうが、教える人によっては戸惑うだろうなと思う。

文化の違う国でのワークショップは、刺激やインスピレーションいっぱい。好きなお店にDMして、ワークショップさせて!って伝えてみてください!




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