東欧が共産主義だったときの話
元夫のおじいさんは、ハンガリーのドナウ川沿いの小さな街で有名なお医者さんだった。お金がない人も、雪の中、診察に行ったりして人望の厚い人だったそう。彼は、プロテスタント系のキリスト教信者で信仰心が強かったらしい。宗教を否定する共産主義国家になってからも、変わらず宗教熱心。人望の厚い彼は、度々、共産党に呼ばれたそう。彼が共産党員になれば、多くの人が共産党を良く思うようになるから、共産党員になるように説得されたけど、絶対にそれには従わなかった。共産党員になれば、豊かになるけど、そう