手芸好き=家庭的な女性という誤解。

これまでに、手まりを作ります。編み物を始めようと思います。普段、手芸をしない方に「家庭的だね。」と言われることがありました。この仕事をはじめてから、お店を開いていたときは、「そういうのは、苦手なので」と言われることもありました。

飲み会で、アウトドア、カラオケ、スポーツ、が趣味なんだと聞いたことがあるけど、手芸が趣味なんだよね〜と聞いたこともない。

手芸というと、女性、年齢高め、おとなしい、という印象の方が社会的に強め。そして、それを知っているから、手芸が趣味の人も自分からアピールすることも少ないのかなと思います。

私はもともと手芸に興味が全くありませんでした。
家庭科の授業もあったけど、何をしたのかほぼ記憶にありません。

そんな私が、草木染めの色がきっかけで手まりをはじめて知ったのは、そこには大きな誤解があるということでした。

手芸好き＝家庭的な女性は大きな誤解。

いつの時代に作られたイメージなんでしょう。

母ちゃんは、夜鍋をして手袋を編んでくれて、それが歌にまでなっていますからね。

はい。これは、99％嘘だと思ってもらって大丈夫だと思います。何故なら、手芸が好きな人はそれに夢中になるために、いわゆる家庭的な作業に時間を存分にさけないからです。

手芸の世界にも多様性を！いや、編み物の世界には多様性がみられますが、手芸全体ではまだまだ足りないと思います。

次回は、なぜこんなことを言い出すのか。手芸を通じたコミュニケーションの特性について、語ります。