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年間ベスト2023番外編

あっという間に年末ですが、今年リリースされた作品の中からベストを選んでる最中なんですけれども、その中でン10周年記念盤、ライブ、EP、コンピレーション、コラボ作品など、年間ベストにそのまま混ぜるのもどうかなという作品から選んだ年間ベスト番外編20枚です。


1位から20位まで順番通りに並べてます


1位 Muse

ワールドワイドのメジャーデビュー・アルバムBlack Holeのひとつ前、インディー時代にリリースしていたAbsolutionの20周年記念リマスター盤。このアルバムは20代のインディー・バンドの作品として考えると驚異の完成度だったが、ミックスで一部ミスった部分があり、オリジナル版では音がこもって聞こえたりしていた。

その結果、楽曲としては素晴らしいのにライブでもあんまり演奏しなくなっていたこの曲が、今年いちばんライブのセットリスト入りした曲になったそう。ライブ音源も加わって2枚組となっている。

2位 Parannoul

韓国のシューゲイザー・バンド、今年はスタジオ・アルバムとライブ・アルバムの両方をリリース。こちらはライブアルバム。前作からの曲もライブになるとオーディエンスの熱量が加わってドライヴ感がマシマシで良い。


3位 Dirty Projectors & Bjork


ライブ盤とは思えないくらいの音質、ライブ盤だからこそのリアルなエモーションがグイグイくる。

4位 Black Country, New Road

これもライブアルバム。スポンテニアスな演奏が魅力のバンドだからこそ、ライブ盤で表現されるダイナミズムがある。


5位 Career Woman

今年発見したDIYバンドの最新シングル。


6位 Jōetsu Shore

2022年1月から12月まで毎月、怒涛の連続アルバム・リリースをしたJoestu Shoreのコンピレーション・アルバム。


7位 Yard Act & Elton John

先日来日公演も盛況に終わったYard Act。エルトン・ジョンとコラボレーションしてもエルトンがYard Actになっててこのブレなさがすごい。

8位 Catie Turner

着々と前進してるCatie Turner、今年もシングル、EPは何枚かリリースしているが、来年こそアルバムを期待したい。

9位 Mars Volta

昨年リリースされたスタジオ・アルバムのアコースティック・バージョンをアルバム・リリース。元々の楽曲の仕上がりが良かった分、アコースティック・アレンジでも映える曲揃い。

10位 Thundercat & Tame Impala

Bandcampでシングル200円台で売ってたのでなんとなく購入。音の奥行きがすごい。聴いてて気持ちよくなる広がり方。

11位以降

11位のJordanaはColdplayのカバーなんだが、Coldplayより良い仕上がりだと思う。14位と17位はコラボレーション作品。コラボレーションと言いつつ片側に寄ってる感はあるが、その結果いい仕上がり。16位と19位はDIYシンガー・ソングライターの、アルバムという体なんだけどそれまでリリースしたシングルやEPを集めたコンピレーション盤なので「アルバム」としてのまとまりがないので「年間ベスト」と呼べる仕上がりのアルバムなのかと考えると疑問符がつくので番外へ。来年こそはアルバムリリースしてほしいけど、本当に最近は新人がアルバム制作が難しくなっていて「頑張れー」と念を送りたくなる。18位は今年ではなく2022年リリースなのだが、今年になってから知ってしまったので番外へ。ファースト・アルバムでこの仕上がりはすごい。20位はニュー・ジーランドのバンドが何故かOasisのカバー・アルバムをリリース、配信にはなく、Bandcampで販売はしてるけど試聴は出来なかったので買いました。出来は悪くなく、なんだかんだ今年何度も聴いたんですけど、Oasisガチ勢は盛大にキレるタイプのカバーなのでガチ勢はスルーしてください。



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栗原泉/Izumi Kurihara
今日のパンが食べられます。