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【#2】35歳の子宮筋腫核出術 ~入院1日目~

子宮筋腫の手術をすると決めてから、入院日までは2か月ほどありました。
基本的に手術はやはり命にかかわる緊急性の高いものが優先され、良性腫瘍の摘出などは後回し(といっては言葉が少し悪いですが…)になるとのことで、2か月ほど先になるのは一般的だそうです。幸い私は筋腫による痛みや多量出血もあまりなく、日常生活を送るのにつらさはなかったので、待つのはそれほど苦痛ではありませんでした。逆に言うと、それほどつらさがないのに手術をしなければいけない、という事実が信じられないというか、不思議な気持ちでした。手術までの間に術前検査を行いましたが、通院が必要だったのは2日ほど。そのほかはこれまで通りの生活が続いたので、ゆっくり入院に必要なものを買いそろえる時間があったのはよかったのですが、手術に対する不安は心の中にずっとあり、なんだか落ち着かない日々だったと思い返します。

入院当日:あっというまに半日終わる

入院期間は10日間の予定。体験ブログを読んだり入院経験のある友人にアドバイスを貰ったりして、必要最低限におさえたつもりですが、荷物は結構多めになりました(大きめのボストンバック×2、大きめの紙袋×1)。主人に半分持ってもらって、ヘアメイクはせず、ワンピースを着ていざ病院へ。ワンピースは退院時も着て帰る予定なので、手術後のおなかを締め付けない服装を選びました。もちろんタイツもやめといて、ハイソックス着用です。

入院手続きの予約は13時。余裕をもって12時半には到着したのですが、窓口がめちゃくちゃ混んでおり、窓口に呼ばれた頃には13時半近くになってました…ながい…。書類の提出や預り金の支払など事務的な手続き済ませて、いざ入院病棟へ。主人は病棟の中へは入れないのですが、このあと手術前の説明を一緒に聞いてもらうため院内で待機してもらいます。

私はすぐに病室まで案内されました。個室は高いので大部屋(4人部屋)にしましたが、最低限のスペースながらもきれいで明るく、居心地よさそうな感じで安心しました。たまたま窓側のベッドに割り当てられましたが、窓側をわざわざ指定する患者さんもいるそうで「よかったですね!」と言われました。あんまり気にしないんだけど、ラッキーだったのかな。笑。案内された流れのまま、看護師さんからベッドの倒し方や貴重品管理の方法など病室の説明を簡単に受けました。そして詳しいことは動画でご覧ください、iPadを渡されました。病院もDX化してるんだな…と感心しつつ、食事やトイレ、シャワーなどの細かいことは動画でお勉強。この後は少し時間があるのかと思っていたら、荷物の整理をしたり、採血をしたりとやることが色々あり…あまりゆっくりする暇もなく、先生に呼ばれて主人と二人で術前説明を受けました。明日行う手術の目的や手順、危険性などの詳しいお話聞き、同意書にサインをしました。そうしてすべてのやることが終わったのが16時くらい。ここで主人は帰宅です。

私もようやく一息つけたので、このあたりで院内着にするパジャマへと着替え、18時からの夕食までゆっくりベッドで過ごしました。その間に看護師さんが明日必要になる手術着を持ってきてくれて、手術前のスケジュールを簡単に教えてくれました。夕食を終えた後はシャワーを浴びて、21時に消灯です。なんだかんだとあっというまの1日でした。

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