【#9】35歳の子宮筋腫核出術 ~2回目手術翌々日:入院8日目~
久しぶりに、ぐっすり眠れた夜!!朝から食欲も回復。
2回目の手術を無事終えて、地獄の(ように思える)安静時間を乗り越え、常食の食事も摂れるようになり、回復してきたかな…という昨日。消灯とほぼ同時に眠りについて、気が付くと……あれ、もう朝!?そうです、夜中に目覚めることなく、朝までぐっすり眠れたのです。1回目の手術を終えてから約1週間、こんなに長時間眠れたのは初めてでした。とっっても嬉しかったし、体力が回復している気がしたし、気持ちもすっきりしている感じがしました。そして、昨日は食べるのがまだ辛かったのに、この日は朝ごはんを完食することができました。それも「なんとか食べきる」という形ではなく、「ごはんが美味しい!食欲がある!もりもり食べられる!たくさん食べたーい!!」という、前向きな気持ちで食べきることができたのです。あとから調べたところ、食欲不振は貧血が進行すると出てくる症状のようなので、1回目の手術後に食欲がなかったのは術後の回復が遅れていたというより、貧血のせいだったのかもしれません。2回目の手術で貧血が快方に向かって、食欲が戻ってきたのだと思います。食事が辛いものではなく楽しいものと思えるのは本当に幸せでした。しっかり食べられると、身体がどんどん元気になっていくようにも感じられて、精神的にもかなり楽になりました。
歩くスピードが遅い以外は、ほとんど普通どおりの生活に!
睡眠と食事が快適にとれるようになったこの日を境に、みるみる元気を取り戻したように思います。傷口の痛みについては、まず1回目の手術の傷口(おなかに12センチほどの切り傷)ですが、こちらはやはり歩いたり、食べ物を消化したりと「傷口付近に力を入れる・動く」というタイミングで痛むので、その際に「イテテ…」と少し動きを制限されるものの、安静にしていればほとんど痛みません。痛み止めも飲まずに過ごせていたので、大きなストレスには感じていませんでした。動かすときの痛みも術後から徐々にマシになってきていたし、あとは日にち薬でおさまっていくんだろうな、という希望も持てました。2回目の手術の傷(足の付け根に1センチ未満の刺し傷)ですが、こちらは殆ど痛みがありませんでした。傷そのものがとても小さいし、きちんと止血してあったので、おなかの傷と比べたら大したことないと自分でも思えていました。安静解除の直後こそ動かすのに少し緊張することはありましたが、ゆっくり少しずつ動かすようにして、念のため大きな負担をかけないようにはしていたものの、痛い・ツライと感じることはありませんでした。すなわちこの日の状態としては、ゆっくりながら歩いて自力でトイレに行けるし、安静にしていれば傷口も痛くないし、座ったり寝返りうったり好きなタイミングで自分の楽な体勢をとれるし、しっかり寝られるし食べられるし…というもので、歩くスピードが遅い以外は普段通りの生活が取れるようになり、日中を過ごすストレスがほぼ無くなりました!入院生活の記録として簡単な日記をつけていたのですが、その日記もこの日から書き始めたくらいです。寝ているだけ、スマホを見ているだけだはなく、少し活動的な過ごし方ができるようになっていました。
昼食・夕食もたっぷり食べて、シャワーも浴びて、おやすみなさい。
朝食に続き昼食・夕食もおいしく完食できました。また、2回目の手術後に初めてとなるシャワーも浴びられました。頭も洗ってドライヤーして服を着替えて…と自分ひとりで問題なく、すべて済ますことができました。
この日は何より『いりょうの ちからって すげー!!!』ということを実感した一日でした。1回目の手術の後に倦怠感が取れなかったのは、やはり体の中に問題が起こってしまっていたからで、それを手術で取り除いて少し休めば、こんなにも回復するのか!?と、自分でも驚くくらいでした。問題のある症状をすぐに見つけてもらい、適切な処置を受けるられるということは、本当にありがたいことですね。。。これまで大きな怪我や病気をしたことがなく、殆ど病院やお医者さんのお世話になることのない人生を送ってきたので、こうして実際に自分が医療を受けることで、しみじみとそう感じられました。現代までの医療の発展に寄与してくれたみなさん、大変なことも尽きない中、医療に従事してくださっているみなさんに、本当に感謝です。入院前は「病院ってなんだか怖いところ」「病気やけがの人がたくさんいて、なんとなくネガティブなイメージ…」という偏見を申し訳ないながら持っていたのですが、、、今回の入院でそのイメージが覆りました。病院って、元気になりたい・健康に生きたいと願い頑張る人と、それを支えて応援する人たちがいるところなんですよね。もちろん痛いことや辛いことだってあるけれど、それだけじゃない。毎日を元気に生きたい!というポジティブな気持ちが根底にはあるんだということを考えさせられました。
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