#8 クリスタの3D機能で体型&ポーズも思いのまま
前回は「ボウリングシーンの3Dポーズモデル作成して下絵ににする」だったけど、クリスタの3D機能はまだまだこんなもんじゃない。公式ガイド本持ってるのに全然読んでなかったから、今更ながら高機能に驚いている。どんどんモノにしていくぞ。
クリスタの3D機能はポーズ作成して保存出来るだけはなかった!
なんと体型を読み込んで、保存したポーズも読み込めば好きな体型で望んだポーズをしてくれるぞ。
しかも、体型はモデリングする必要なくてクリスタの素材サイト(CLIP STUDIO)にアップされているモデルをダウンロードすればOK。アップしてくれている人に感謝ですね。
細かい体型も調整もパラメーターをいじるだけで済む。首の太さとか脚の太さ、手の長さとかね。
色んな体型を読み込む
5種類の体型を並べる。各モデル1個につき1レイヤーを割り当てた。
1つのレイヤーに複数モデルを配置すると移動や拡大など操作が干渉しあってうまくいかない。私の場合ですけど。ツールに慣れれば大丈夫になるかもしれない。
体型の詳細な調整をしてみよう
並べた体型をさらに微調整して好みのモデルを作り上げる。
↑モデルをオブジェクトツールでクリックするとモデルの下にウィンドウが表示される。右の3つがモデルのサイズの微調整に使うアイコン。別枠で囲われているからわかりやすい。
赤枠・・・簡易パラメータ。真ん中の四角を移動させるとざっくりその座標のモデルになる。右の棒はモデルの大きさの調節に使う。
青枠・・・大まかな4つの体型の比重をスライダーで調整する。
緑枠・・・詳細なパラメーターを調整できる。頭の大きさなり、手の長さ、脚の太さなど。
…。あれ?かわいい少年のモデルがクソ生意気な太っちょになっちまった。この後もいろいろ試してどんどん原型をとどめなくなってきた。
特に手を長くしすぎると異人感が半端ない。
ほどほどに切り上げて、はい、次に行きましょう。
保存したポーズを読み込んでモデルにポーズさせてみよう
前回は、このポーズ(左端のモデル)を作ってペン入れまでやってみた。
今回用意したモデル達に前回作ったポーズを読み込ませてみよう。比較のために全員同じポーズだ。
なぜか一番左のぽっちゃり君にポーズが反映されない。なんでだろ?体型作成段階で作者がなにか設定したのかな。
原因不明。無視して進めよう。
お、おもしれえ。光源やテクスチャの切り替えもできる。素体の方が下絵にはいいかな。輪郭線と分割線だけ表示に設定したものが上の画像ね。
もちろん各モデルともグリグリ視点もモデルも動かせます。
使いこなせれば凄い武器になる!!
これからやることリスト
3D機能はボウリング漫画の投球シーンにかなり有用だとわかった。
まだ3D機能は人物モデルしか試してない、ピンやボール、背景も試していかなければ。さっさと描けばいいという話もあるけど、下手くそはツールを使いこなして少しでも速く仕上げ効率を高め、完成度が上がるようにあがくべきだろう。
長期的に考えたら、苦しく描くよりラクに気持ちよく描ける方法があるならその方がいいに決まってる。
まだまだツールの理解と習熟が必要だが、やることリストが浮かんだから整理するためにリストアップだ。
・ピンのモデルからのペン入れ練習
・ボールのペン入れの練習
・絵柄(タッチ)の検討
・ボウリングレーンを一回描いてみる
・レーンのスパッドは素材化出来るかテスト
・投球の構えから投球の最後まで分割して基本ポーズ作って保存
・効果線、集中線の練習・研究
・ネーム描こう
・キャラ作りも進めておこう
・読み切りで一本描いてみよう
こんなところですね。ポーズは何個も作って保存しておこう。時間をみつけて作っていれば、ソフトにも慣れてくるでしょ。
第一回よりずいぶん進んだとはいえまだまだ先は長いぜ。でも、ちゃんと進んでる。
まとめ
ポーズ保存から読み込めるのが超便利。しかも体型もいじれる。これで下絵は随分ラクになるはず。
ちゃんと準備出来ればだけど。ただ、道筋は見えた。
まだまだ課題は山積み。ひとつひとつこなしていこう。
次回は絵柄の研究か、ピンのペン入れテスト!近いうちにネームもアップしたい。いや、する!進めオレ!
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