More Effective Agile読書会 #2 を開催しました
皆さんこんにちは。Women in Agile Japan(WiAJ)の伊藤いづみです!
WiAJでは2022年から"Women Agile Leaders 100 Challenge"と題して
「100人の女性アジャイルリーダーの創出」という大きな目標に向かって活動を始めています。
その活動の1つとして、私はIT業界で働く女性達が『一歩踏み出す』ことを支援したいと思っています。
3/24(木)にMore Effective Agile読書会の2回目を開催しました。
1回目の様子はこちら。
今回の様子
第3章 複雑さと不確実さという課題に対応する の章ではOODAという意思決定モデルがなぜ複雑さや不確実さに対処することができるのか?ということについてディスカッションしました。
その際「そもそもOODAがよくわからない」「OODAとPDCAの違いは何か」という声もあったのでそのあたりが理解できる動画をみたりしました。
動画ではorientは"仮説検証"と説明されているのですが、本書では"方向づけ"となっています。
ここの違いも参加者達が気になった点の1つで、以下のような意見がでました。
仮説検証だと「まず仮説というものを立て、それを検証するために行動する」というように、仮説の真偽を確かめる目的で手順を1つ1つしっかりこなしていくイメージがある
方向づけだと仮説検証よりも軽く取り組む感じ、フットワークの軽いイメージがある。
アジャイル開発におけるOODAだと"仮説検証"より"方向づけ"のアクションのほうが適している感じがする
よくわからないところはこうやってみんなで理解を助け合えるところがいいなと思っています。
第4章 より効果的なアジャイルの始まり:スクラム の章ではPOやSMのアンチパターンを眺めながら、自分達の現場でも起きていそうなものがあるか?などについて話しました。
1章のときも話題になったのですが、この章でもPOというロールの難しさが話題になりました。
そして「POというロールは難しい、だからPOを頑張って育てましょうという方向に倒してしまうのは安易だと思う、現実的にPOのロールは難しいのだから、その現実を踏まえた上でSMやDevが一緒にできることはどんなことだろう?」という話をしました。
POがたとえ難しい役割だとしても、POのレベルの高低だけがプロダクトの価値を左右する要因ではないから、POのレベルとプロダクトの価値は分けて考えられないか、チーム全体でプロダクトの価値を考え続けることがPOのレベルを引き上げることにもなるのでは?という意見が出てました。
次回の告知
今回は3章〜4章(の途中まで)までを取り上げました。
私が30分以上の大遅刻をしてしまったので進みが少なかった回となってしまいました。
次回は5章〜またやっていこうと思います。
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またWiAJのこれまでの取り組みについては過去の記事をごらんいただければと思います。
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それでは今後ともWomen in Agile Japanをよろしくお願いいたします。
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