見出し画像

道産子がユニコーンになる日 - スクラムフェス札幌2022 -


こんにちは、スクラムフェス札幌実行委員のいづ(@izumii19)です。
今日は11/3〜5の3daysで開催するスクラムフェス札幌がどんな想いの込められているイベントなのかを書いてみようと思います。

北海道でITに携わる人達を応援しています

このイベントを運営しているスクラムフェス札幌実行委員のほとんどがアジャイル札幌というコミュニティーメンバで構成されています。
アジャイル札幌は北海道を拠点とするアジャイルコミュニティで、今年で11年目となります。これまでたくさんのイベントを開催してきましたが、私達が開催するどのイベントにもアジャイル札幌の軸となる想いが込められています。その軸を示したのがアジャイル札幌宣言です。

アジャイルについてアツく話し合い、
実際に手を動かして体験しながら学び、
現場をよりよくするためのヒントをみんなで見つけ続けます!

アジャイル札幌の「アジャイル札幌宣言」

アジャイル札幌発足当時を振り返ると、運営メンバーは立ち位置や役割こそ違いますが、みんな北海道というフィールドで働いていて、自分たちの現場や地元の環境をより良くしたいという想いは一致していました。そしてこれらの思いをまず北海道で働く人達に伝えていこうと思い、みんなが集まれる場所づくりや手を動かして学べる体験を考えて実施してきました。(イベント開催履歴はこちら

現在ではリモートワークが普及して北海道に住みながら違う場所で働くこともできる世の中になりましたが、自分たちも含め北海道という場所で生活し、働く人達を応援したいという気持ちは何も変わっていないし、スクラムフェス札幌にもその想いが存分に込められています。
だから私達は北海道の人達にこそぜひこのイベントへ足を運んでいただき、アツく話し合い、手を動かしてみんなで学べる1日を一緒に作りたいです。

小さな摺り足で始める日

先日スクラムフェス三河に行ってきたのですが鈴木万治さんのKeynote Sessionでグッと刺さった言葉が"摺(す)り足"というキーワードでした。私の参加レポートの一部を紹介します。

一見私達の手に届かないようなすごいプロダクトも実際はすり足で少しずつ少しずつ歩んできた結果であり、すり足で進む過程にはもちろん失敗もたくさんしている。その失敗から学び、また失敗して、それでも歩んでいくから成功にたどり着くことができるのであり、そういったチャレンジはコンフォートゾーンの中にいてはできないことだとおっしゃっていました。

note : スクラムフェス三河に参加してきました

この”摺り足”という表現は本当に秀逸だと思いました。
摺り足って、進んだのか進んでいないのかそれすらわからないような小さな歩みのことですよね。足音もせず誰にも気づかれないようなささやかな歩みでも、積み重ねることがいつか大きな変化につながるわけです。
「一歩踏み出そう」という言葉はよく使いますけど、でもその一歩ですら怖いときがたくさんありますよね。
だったら摺り足の小さな歩みから始めませんか。
ただ会場に来るだけで大丈夫です。できれば会場に来て「初めて参加するんです」って言ってもらえると最高です。面白くないなと思ったら帰っても大丈夫です。でも来ることできっと学びがあると思いますし、そういうイベントになるよう全力で準備しています。

アジャイルコミュニティのいうフラットな場所

私は現在東京の会社に北海道からフルリモートでスクラムマスターとして日々精進しつつアジャイルコーチを目指しています。ですが数年前までは札幌のSIerで働くひよっこスクラムマスターでした。少ない知識で手探りしながら実践する私のスクラムマスターとしてのふるまいは本当に稚拙なものでした。
そんな私に一番影響を与えてくれたのがコミュニティでした。
特にオンラインでのコミュニケーションが活発になってからはあらゆる人達とつながることができたので、ベテランからアドバイスをもらったり、他の人の考え方や、他の現場での経験を共有してもらったりと、人と人との関係性の中で学ぶことが増えそれが自分の成長につながったと思っています。

アジャイルコミュニティはフラットな場所です。
アジャイル開発で価値を出していくためにフラットなチームであることは大前提となってきますから、アジャイルコミュニティではそういった人達によってフラットな場作りが自然と促進されています。
ぜひ安心して来てください。

道産子よ、ユニコーンになろう

せっかく北海道のイベントをテーマにnoteを書いているので「道産子がユニコーンになる日」というタイトルにしてみましたが、ユニコーンと表現しているのはきらびやかなステータスを身につけることでも、特殊能力を備えることでもありません。
今の自分から少しだけ変化しようということです。
そしてスクラムフェス札幌がその変化を手助けするイベントになれたら幸いです。

スクラムフェス札幌には集まった人達がアツく語り合える場があります。
北海道で頑張っている人達や、ここで初めて発表に挑戦する人のセッションもあります。道外で奮闘している人達のアツいセッションもあります。
美味しいコーヒーとお菓子を用意しているので、脳をリセットしながら自分のペースで参加しましょう。セッションに参加せず誰かと雑談したり、リアルタイム動画配信を見るのも参加者の自由です。
会場に来られない方や遠方の方はオンライン参加もできます。
オンライン参加者には、離れていても北海道の雰囲気が味わえるようオンライン参加者限定で北海道ギフトというお菓子の詰め合わせを用意しています(申込みが必要です)。

去年の北海道ギフト

参加してくださる人々にとって良い一日、いや3日になるよう後1ヶ月全力で頑張ります。
皆様のご参加を心よりお待ちしています!

スクラムフェス札幌2022のチケット販売は10/1(日)正午頃発売です。
オンサイト/オンラインがありますのでお間違いのないようご購入ください。


いいなと思ったら応援しよう!