More Effective Agile読書会 #8 を開催しました
皆さんこんにちは。Women in Agile Japan(WiAJ)の伊藤いづみです!
6/21(火)にMore Effective Agile読書会の8回目を開催しました。
1回目の様子はこちら。
2回目の様子はこちら。
3回目の様子はこちら。
4回目の様子はこちら。
5回目の様子はこちら。
6回目の様子はこちら。
7回目の様子はこちら。
今回の様子
第19章 より効果的なアジャイル:プロセス改善
すみません、ちょっと遅刻してしまってこの章は途中から参加でした。
ちなみに主催である私が遅刻しても参加者で勝手にワイワイ進めててもらえるとはとても良いと思いました。
"誰かが舵を取らないと進めない"ではなく"学びたい人が勝手に学ぶ"スタイルが自分は好きです。
では、この章で印象的だったことを2つほど。
計測によって何を質問しどこを調べればよいかは明らかになるが必ずしも答えがわかるわけではないというのが個人的に盲点でした。
計測から答えを求めるのではなく手がかりを見出すことが大事ですね。
犯人を突き止めるのではなく、犯人に通じる足跡や指紋を手がかりとし何を問えば犯人を特定できそうか。探偵っぽいですね。
最近他の場面でも感じたことですが、人間は割と安易に答えを求めるなぁと感じるます。
「こういう時どうすればいいですか」と問いかけて正解を引き出したくなる気持ちをグッと抑え、手がかりを見つけるコツを習得ことのほうがやり方がうまくなり、最終的に自分にとって有益な気がしてます。
が、まだまだです。
あ、"2つほど"って書いたのに1つでした(笑)
第20章 より効果的なアジャイル:予測可能性
この章、難解でした!
事前に読んでくれていた参加者もとても苦労したみたいで、私も実は途中まで読んで挫折しました。主語がよく変わるので混乱してきます。
というわけで、この時間を使って参加者でさらに章節を分担し、読み直しをしてみました。
予測可能性はおおまかな予測可能性と厳密な予測可能性がある(コスト・スケジュール・フューチャーのどこを固定にするかで変わってくる)。
予測可能性はリリースサイクルの10~30%(つまり要件定義や機能設計らへん?)あたりで意味をもってくる。つまりここにも効果を発揮する境界が存在する。でた境界!
厳密な予測可能性にもアジャイルなプラクティスは活用できる。
でも、コスト・スケジュール・フューチャーの正確な組み合わせを予測するよりも、もっと継続的に3つをコントロールできるレベルの予測可能性のほうが必要な場面が多い。それはつまりおおまかな予測可能性。
大部分が複雑系に分類される問題は、予測可能ではない。プロジェクトが予測可能かを考えよう。
チームが見積もりを拒むケースがあるが、アジャイルの価値に「顧客とのコラボレーション」があるように、顧客との協調を大切にしよう。
だいたいこんなことがわかりました(実際にはふせんにはもう少し詳しく書いてあり口頭で補足しながらみんなで理解しています)。
それぞれの知見を持ち寄ってみんなの知識にする、ということが体感できたよい読書会となりました!
次回の告知
今回は19章〜20章までを取り上げました。次回は21章からになります。
Compassのグループへ登録していただけますと読書会の通知が毎回届きます。
9回目へご参加の方はこちらから申し込みをお願いします。
最後までいくかも?
ぜひWiAJのDiscordにご参加ください
WiAJでは2022年から"Women Agile Leaders 100 Challenge"と題して
「100人の女性アジャイルリーダーの創出」という大きな目標に向かって活動を始めています。
その活動の1つとして、私はIT業界で働く女性達が『一歩踏み出す』ことを積極的に支援したいと思っていて、読書会もその活動の1つになっています。
私たちの活動のお知らせの多くはDiscordで行っていますので、ぜひご参加ください。
またWiAJのこれまでの取り組みについては過去の記事をごらんいただければと思います。
Discord
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それでは今後ともWomen in Agile Japanをよろしくお願いいたします。