STREET FIGHTER Leagueの想い出~2018・2019~
絶賛進行中のストリートファイターリーグ(SFL)
ストVでは2018年から前身となるリーグ戦が始まりずっと楽しんで見ていたので、その想い出を。
今回は、試合の名場面よりも舞台裏など少し角度の違う視点の出来事を中心に。
2018
🌟RAGE STREET FIGHTER V All-Star League powered by CAPCOM
◆ストV初の公認チームリーグ戦
軽快な音楽に合わせ陽気なアクションをするトッププレイヤーの6人。
この映像が添付されたツイートが突然流れて来て、何やらすごく楽しい企画が始まりそうな予感を察知しました。
よく見ると「ALL★STAR」の文字が。
もしかして夢のような企画が始まるのでは、と始まる前からワクワクして続報を待っていました。
ちなみに藤村さんのこの不思議な動きは「反復横跳びをして下さい」という指示の元、生まれたそうです。
◆スケジュール・賞金・ルール
この頃は、各プレイヤーがCPTの海外大会に毎月のように参加し世界中を飛び回っていた頃。
その合間の2か月間に凝縮されたスケジュールでした。
賞金総額1000万と割としっかりしたご褒美があるんだなと思った記憶が。
チームメンバーもこの頃は今より1人少ない3人。
全員毎試合、先鋒・中堅・大将のいずれかで出場するという形式。
先鋒のみ前日に申告、中堅・大将は先鋒の試合後に変更可能。
1試合1先で3セット先取したチームの勝利。
チーム内での同キャラ使用は不可という今とは大きく異なるルールでした。
◆ドラフト会議
前年からEVOの壇上へ上がったり、CPTで活躍したりと功績のあるプレイヤーが既にリーダーとして決まっていて、そのリーダーがドラフト形式でメンバーを選抜していく模様が配信されました。
リーダーはこの6名。それぞれのイメージカラーみたいなものがあって、それに合ったチーム名がつけられていました。
ちなみに藤村さんは一度提示されたチーム名の変更を提案したそうで、変更後に「FUJIMURA EMERALD」になったと本人が後に語っていました。
元は、なんだったんだろう。
藤村さんは当時から忍ismに所属していて、そのオーナーであるももちさんを一巡目に指名し獲得。
急にビデオ通話が始まりこの姿のももちさんが映りましたが、ほんとにガチンコで何の申し合わせもなかったらしくドッキリだと思ったそう。
2巡目、当時現役で活躍していたチームメイトのハイタニさんを当然獲るだろうなと予想していた通り指名をしてくれたんだけど、、、
なんと、もけくんと被ってしまい抽選に💦
戸惑いを隠しきれず思わずこんなコメントをしてしまいました。
想いを託しドキドキしながら見守っていましたが、、、
藤村さんの手には白紙の紙…もけくんの代行で残ったくじを引いた司会者さんの手には「獲得」の2文字が記された紙が…。
ももち・ハイタニ・藤村の自分の中でのドリームチームが結成されることを期待していたので、それが叶わずかなり切ない気持ちになったのをハッキリと覚えていますが今となってはこれも良い思い出。
ハイタニさんも、これを見ていたらしく「結果見てひっくり返った」ぽいことを言っていました…w
そんなこんながありながら決定したメンバーはこの通り。
もけくんはどうやら関西出身のメンバーで固めたかったようです。
ドラフト会議の後、楽屋の叙々苑弁当を懸けた前哨戦が行われたり、
本節開幕前から、かなりワイワイとした楽しい雰囲気でした。
◆本節開幕
海外大会では、たまたまトーナメントで当たった時しか日本人同士の対決を見れなかったけどリーグではそれが割とがっつりと見れたことがまずうれしかった。
記憶に残っているのは、ももちさんが追加されたばかりの魂のキャラと言われていた「コーディー」を起用したこと、
あと、大したことではないけれどオフ対戦の時のみ使用できるチーム戦専用のシステムが採用されていたということ。
あまり実用的ではなかったようで、その後ほぼ見ることはなくなったシステム。公式の試合で使われたのを見たことは今となっては貴重な経験でした。
これまで個人戦ばかり見て来た私にとって、チーム戦でメンバー同士が作戦会議をする姿や、すぐ傍で声援やアドバイスを送る姿もすごく新鮮で見ていてほんと楽しかった。
こういうシーンを映してくれて、とてもありがたかったです。
◆ユニフォーム
SFLで選手が着用するユニフォームなどの規定は毎年違っていました。
この年は、チームに所属している選手は普段の大会のユニフォーム、そうでない選手は番組で用意されたっぽいRAGEのロゴが書かれたユニを着て腕には全員がチームのイメージカラーのリストバンドを付けていました。
◆紅一点の名司会者
この年の実況・解説を務めたのはベテランのハメコさん、まだ実況解説者として駆け出しだった大和さん、なないさん。そして、、、
タレントの八田亜矢子さん。
格ゲー界とは無縁に思えた意外な起用で、当時業界が女性に厳しいイメージもあったので受け入れられるか心配でしたが
とてつもないかわいさが私の心配を跳ねのけて、、、
かわいいだけでなくインタビューでも、とっても機転のきく質問やコメントをしてくれて、みんなどんどん八田さんの虜になっていっている感じがしました。
ふとした瞬間に出るコメントからとても勉強熱心で、ゲームや選手をリスペクトしている印象を受けました。
試合を観戦しながら熱心にメモを取っている八田さんの姿が一瞬映ったのを見た時、真摯に向き合っている感じがすごく伝わってきて益々好きになりました。
八田さんは同時期にやっていた別の企画でストVに挑戦。
「アヤゲイルのストV修行!」というタイトルの通り、、、
使用していたキャラはアビゲイル。
初心者に勝ちやすいキャラとしてオススメされることの多かったアビを八田さんにも勧めるなんて、、、ってちょっと思ってしまいました…w
◆誕生『ネモブラック』
ネモさんの元で戦うことになったストーム久保さん。
開幕当初から「賞金の分配は歩合制」と宣言していたリーダーのネモさんから度々番組内で喝を入れられている様子が流され、いつしかネモオーロラはネモブラックと呼ばれるように。
節の途中のインタビューで「今でも歩合制は生きているんでしょうか?」と聞かれ「賞金は私管理で。」とブレない姿勢を見せたネモさんに、チームメイト2人もこの表情。
いいチームだな、と思って行く末を楽しみにしつつ視聴していました。
◆『我打倒🔴林賢良』の発祥
ときどさんが今でも、ことあるごとに持ち出すこのハチマキ。
世間にお披露目したのは確かこのイベントだったと記憶しています。
しかも本人は提案のみで実際に装着して登場したのはネモさんでした。
この姿で「マゴさんには100%負けたくない」とコメントするネモさん。
そして対戦相手のマゴさんの頭にも「我打倒🔴根本直樹」のハチマキが。
その次の節では、ときどさん自らチームメイト3人と共に対戦相手のそれぞれの名前が刻まれたハチマキを巻いて登場し、会場を盛り上げていました。
◆もけサンライズの確執
ハイタニさんのチームのメンバーのもけくんとどぐらさんは、この年発売されたばかりのドラゴンボールファイターズ(通称ゴボ)もプレイしていて、それが原因で少しピリっとしていたという話も。。。
そんな、もけサンライズはGrandFinalに進めないことが最終節を迎える前に既に確定。同じく予選敗退が確定しているトキドフレイムとの最後の一戦に挑むにあたりリーダーのもけくんが
「個人成績でマゴさんと最下位争いになるんで、僕の集大成を出す時がようやく来たかといった感じです。我、打倒林賢良。」というコメントに続き、「マゴさん、大将で待ってます。」と宣戦布告。
マゴさんがそれに応える形で2人の大将戦が実現しました。
1巡目でもけくんが勝利した後、2巡目でマゴさんが勝利。
チームを勝利に導いたマゴさん。ハイタニさんの振り返り個人配信で
「マゴさんには何の得もないのに乗ってくれた」と感謝されていました。
ハイタニさんは最後のインタビューで「またこのチームでやりたいという想いはありますか」と聞かれ「是非っ」と答えていました。
こんな感じで初めてのストVの公式リーグ戦はかなりエンタメ寄りでした。
なのでCPTなどの個人戦のように緊張感を持って試合を見守るということはあまりなく、普段とは違った独特の雰囲気を味わいつつ、割と終始気楽に見ることが出来ました。
◆GRAND FINALS
GrandFinalはトーナメント形式で、リーグ1位抜けのチームがシードに。
この舞台で一番記憶に残っているのは選手の登場シーンでのこの選手紹介。
『アナコンダ』という今まで格ゲー界では聞いたこともないワードが急に飛び出て来て、本人もメンバーも会場もチャット欄も勿論私も笑っちゃってw
ここから数年間キャッチフレーズとして定着していました。
GrandFinalの結果はアナコンダ率いる板ザンオーシャンが優勝。
「板ザンさん、おめホワイトと言わせてください!」と板ザン語録で祝福した八田さんの好感度爆上がりでした。
2019
🌟ストリートファイターリーグ powered by RAGE
前回のポップで陽気なPVとは打って変わって、ちょっとシリアスなPV。
前回のPVも好きだったけど、これもすごくかっこよくって好きでした。
これが今も毎年続いているSFLの幕開けでした。
◆スケジュール・賞金・ルール
スケジュールはほぼ前回同様、2か月にわたる戦い。
賞金はどういったわけか前回の半額に。
今回初めて見るルールで3段階のレベルが異なる3人のチーム構成。
エクストリームクラスがプロなどのトッププレイヤー、
ハイクラスが上級者で所謂ガチ勢、ビギナークラスが初心者枠、
基本、同じクラスの人同士での対戦。
レベルが高い対戦になるほど付与されるポイントが高くなるという形式。
1セットも獲れなかった場合にのみ勝利したエクストリームクラスのプレイヤーにハイクラスorビギナークラスのプレイヤーが泣きの1回を挑めるという特殊ルール。
エクストリームクラスのプレイヤーはリーダーとして既に決定していて、このメンツ。
◆ドラフト会議
事前に行われた選抜オーディションを勝ち抜いた、ハイクラス、ビギナークラスのプレイヤーが対戦をしたり質問に答えたりとそれぞれのリーダーに自分をアピールする模様が配信されました。
ほんとにオーディション・面接って感じの雰囲気で参加するプレイヤーの緊張感も伝わってきて、見てるこちら側もドキドキしながら見守っていましたが、
時々、映し出されるこの映像が恋愛マッチングぽくってちょっと和んだり。
このドラフトに参加していたのが当時sakoさんが所属するSCARZの育成枠、「あんまん」というプレイヤーネームで活動をしていたシュートくん。
シュートくんは友達にたまたまストVを貰ってシーズン2あたりから始めたらしく、LP最高ユリアンとして名を馳せていました。
そのシュートくんが希望したチームリーダーは同キャラを使用していたネモさん。今の関係性を考えると感慨深いものがあります。
そしてもう一人、印象と記憶に残っているのがこの人。
面接官のリーダーから「地方の人は一緒に練習するために東京に出て来ることは可能ですか?」との質問され
「出来るだけ合わせられるように努力したい。」「交通費かかっても最悪チャリでも行きます。」と他の候補生が前向きに答えている中、
「京都に住んでるんで1/20に期末テストあるんで終わったら暇です。期末はきちぃっす、やっぱ。」
と、めちゃくちゃ気怠そうに眼をかきながら答えたカワノくん。
その姿にコメントもこの反応。
最後のアピールタイムでも、ちょっと半笑いで
「俺いたら優勝できると思うんで、よろしくお願いします。」
と最後まで不遜感溢れる立ち回りをしたカワノくんを見て、
「どうせダメだって半分諦めてるのかな…。」と、なんとなく思ったことを覚えています。
ドラフトなので勿論この回も選択希望選手が被ることもあって、ふ~どさんは2度の抽選争いに敗れたのち、、、
3巡目にカワノくんを指名。
指名理由に、
「プレイを見させてもらって内容がピカイチによくて、京都なので直接教えることは少ないけど強いんで俺が楽できると思って。」というコメントを。
カワノくん本人も意外そうな表情を浮かべているように見えました。
後に、カワノくん本人だったか周りから聞いた話だったか記憶も真相も曖昧だけれど、この時の不遜言動などは印象付けのためだったというような話を耳にしました。
それが本当だとしたら大成功だったような気も。
これがその後の大きな功績のきっかけになったと考えると運命ってすごい。
他のチームのメンバーも決定し、こんなメンツに。
そしてビギナークラス、、、印象に残っているのは勿論これ。
最後に残された女性2人の初心者さん。
ゲームの経験がほぼないというキャミィ使いのタレントさんと、スト勢だったお父さんに教えてもらって挑んだというリュウ使いの声優さん。
涙目になりながら手を握り合う2人を見てなんとなく気まずい感覚になり胸がザワついた記憶があります。
この2人のうち1人を自分のチームのメンバーとして選ばなけらばならないという究極の選択を迫られたネモさん。
「3回目の選択選手を記入してください。」という司会者のコメントにこの表情。心苦しい気持ちが痛いほど伝わってきました。
選ばれたのはタレントの奥村茉実さん。
今も格ゲー業界で活動を続けられている女性プレイヤーさんです。
「過去の実績で別のジャンルのゲームをやってたというのと、(在籍する)浅井企画ゲーム部で教えてもらえる人がいるんじゃないかと思った。」と、奥村さんを選んだ理由についてコメントしていました。
残念ながら選ばれなかった声優さんが涙を流しながら
「とても熱くなれるゲームだった。ゲームにこんなに真剣に取り組めるなんて今までなかったので楽しかったです。」
と言っているのを聞いて「ストVってほんといいゲームなんだなぁ。」と、改めて感じ、この頃まだ動画勢だった私のプレイしたい欲が益々アップしました。
ビギナークラスのメンツも全チーム決定し
チーム構成はこんな感じに。
当時のPVを振り返って見てみると、今年のSFLで名古屋OJAのメンバーとして参戦しているオニキさんが5年前のこの時と同じポーズをしていて、なんかいいなって思いました。
◆本節開幕
本節で印象が強かったのは、リーダーを務めるトッププロ達がメンバーにレクチャーしている姿。
ふーどさんは既にジコケンTVというコーチング企画をやっていたけれど、それ以外のプレイヤーの教える姿は当時あまり見る機会がなかったので、とても新鮮で新たな顔を見れた気がしてうれしかった。
親睦会の様子なんかも配信で流してくれたことも。
こういう裏側を見て背景を知ることで試合を見る楽しみがさらに増すなと改めて感じました。
◆ユニフォーム
前回同様の規定だったぽくて用意されたアマチュア専用のユニのデザインはこんな感じ。リストバンドの着用はなくなっていました。
ときどさんがEcho Foxとの契約が終了した後、アマチュアの選手達と同じユニを着ていたのが、どこか不思議な感覚でした。
◆ビギナークラスの変化
この回の見所はストVを始めたばかりのビギナークラスの選手達の成長していく姿でした。
始めの頃は奇襲技メインだったり、ほぼ1種類のコンボしか出来なかった選手達が回を増す毎に色々なことが出来るようになっていくのを見て、
「練習を続けていればこんなに出来るようになるものなんだ。」と思って見ていました。
そんな中、一際苦労しているように感じたネモオーロラの奥村さん。
なかなか1勝に辿り着くことが出来なくて中盤辺りからはネモさんの勧めでブランカにキャラ変更するも苦しい状況が続いていました。
ネモさんから聞いた話によるとゲームをほとんどやってこなかった人生だったそう。私も、ほぼゲームを自分でプレイすることのなかった人生だったので本当に難しいんだろうなということが容易に想像出来ました。
きっと色々なプレッシャーの中、自分が一番悔しくてもどかしい想いを抱えながら取り組んでいたんだろうなと思います。
◆GRAND FINALS
GrandFinalでは前回同様、絶好調の板ザンオーシャンが優勝。
最後の勝負はこの良き永遠のライバル対決に。
最終ラウンドで2回連続のコマ投げを決め
最後は通常投げでフィニッシュ。
優勝インタビューで号泣しながら「リーグ中4連敗してホテルに帰って1人で泣いた…。」というハイクラスの、もっちゃんのコメントに「ツラかっただろうな。」と思ってグッと来たけど。。。
それを聞きなぜか笑っているメンバーを見て、こちらもよくわからない感情になってしまって…w
予選リーグの時から、終始、感情表現豊かなチームで見ていて最後まで本当に楽しかったです。
🌟ストリートファイターリーグ: Pro-JP operated by RAGE
2019年、まさかの2回目のSFL開催。
◆スケジュール・賞金・ルール
スケジュールはほぼ同じ。
賞金は、またもや減額されていましたが、これにはちょっとしたワケが…
この回は、リーダーに決定しているプロに加え、選抜戦などを潜り抜けた猛者達でチーム構成されることになっていました。
そして、今回から追加された”BANルール”。
試合前に対戦チームからBAN指定された1キャラクターは使えない、つまりサブキャラクターを用意しておく必要があるということ。
BANルールを導入した理由についてCAPCOMプロデューサーの綾野さんからこんなコメントが。
この時期大会で1つのキャラのみを突き詰め使用していた選手の割合が多かったので誰がどのキャラをどんな風に使うのか始まる前から楽しみでした。
◆プロプレイヤー選抜戦
リーダー以外のプロ選抜。ここで勝ち抜いた選手がドラフトに。
2か月後に第一子誕生予定で活動内容の変更をそれとなく宣言していたハイタニさんも参加してくれていたので全力で応援していました。
結果、ハイタニさんは残念ながら残ることが出来なかったけれど、他にたくさん好きな選手が次のステージにコマを進めてくれたおかげで楽しみ続けることが出来ました。
◆ドラフト会議
前回同様ピリッとした雰囲気のドラフト会議。
「この人はこの人のこと、こんな風に評価してるんだなぁ。」という新たな発見があったり、、、これだけでもう楽しかった。
今回は大学リーグなど指定の大会を勝ち抜いた選手がトライアウトに参加しその結果を踏まえてドラフトで選抜されるという流れ。
面接はリーダーとマンツーマンだったり他の選手も交えていたり終始緊張感漂う雰囲気で見てる方もちょっとピリッとした気持ちに。
この面接ではリーダー側、選手側のそれぞれのリーグそして他の大会なども含めた競技シーンに対する想いや向き合い方などが聞けたことも個人的にうれしかったポイントでした。
親友ふたりの腹を割ったやり取りも見ていて楽しかったw
シリアスな雰囲気のナレーションと、この評価グラフとのギャップが印象的で今でも鮮明に記憶に残っています。
そして、今回のドラフトでも人気選手の争奪戦が繰り広げられ、、、
ウメハラゴールドのリーダーウメさんが抽選で藤村さんを獲得した後にカワノくんを指名。
当時まだ大会に出てもいい結果が残せずトッププレイヤーとは言い難いポジションだったカワノくんの指名に同じチームになった藤村さんは少し驚いたそうです。
カワノくん自身も意外だったのかウメさんに「関係性で選んだんですか?」と聞いたそう。ウメさんからあっさり「そうだよ。」という答えが返ってきたんだとか。
勿論、関係性だけでなく色んな要素があってのことだったとは思いますが…
まさか数年後に偉業を果たしトッププレイヤーの仲間入りをするなんて正直この時全く想像していませんでした。
ドラフトが無事終了し、各チームのメンバーはこんな構成に。
◆ユニフォーム
規定は今まで同様で、指定のユニはCAPCOMと大きく書かれたこんなユニ。
復活したリストバンドにはSFLのロゴの刺繍があしらわれていました。
◆本節開幕
今までと同じように対戦中のアドバイスする姿が見れた他、
作戦会議の模様も配信で映してくれて本当に野球やサッカーなどのメジャースポーツみたいだなと思って新鮮な気持ちで見ていました。
そして他のチームの戦いを見守る控室の模様も。
自チームの運命が他のチームの結果に委ねられた時のみんなの一喜一憂するリアクションが本当におもしろくって見てて楽しかった。
この回、新しく導入されたBANルール。
色んな人のサブキャラを見てると、やっぱり2キャラを仕上げるって難しいんだなと改めて実感。
私が大好きな、ふ~どミカが何度もBANされて悲しかった…🥲
でもこれは、それだけ脅威だったという証拠。
この時、まだ結婚する前の倉持さんもゲストで来てたけど今思えばすっごいドキドキハラハラしながら見てたんだろうなぁ…。
ただ、ふ~どさんは前年から使い始めたサブキャラのバーディーが、この頃には既にだいぶ仕上がっていてチームの勝利にしっかり貢献していました。
個人成績、チームともに3位でリーグ戦を終えGrandFinalへ。
そして、見事1位抜けをしたのはマゴスカーレット。
マゴさんは、ほんといつもエンタメでもしっかり魅せてくれる人で、毎回何をしてくれるのか楽しみでした。
マゴさんのチームが勝ち上がるほど楽しみが増すのでGrandFinalまで進んでくれてうれしかった。
◆GRAND FINALS
マゴスカーレットはGrandFinalでもチームの団結力を見せつけ優勝!
まちゃぼーさんの優勝インタビュー、
「このリーグが始まる時にちょうど母が入院してきつい状態だったんですけど自分に与えられた試練だと思ってがんばってきて、無事優勝出来て試練を乗り越えられたことがうれしいです。」
このコメントを聞いて周りが知りえない大変なことを抱え背負いながら試合に臨んでいるプレイヤーもいるということを改めて知りました。
本当にみんなそれぞれの事情があって大変なんだろうな…。
そして準優勝はネモオーロラ。
背伸びして賞金プレートを持つジョンくんがかわいかったw
この賞金プレートには右に「Los Angeles」と書かれたチケットを模したものがついていて、これはCAPCOM CUPと同じ舞台でUS代表と戦う
WORLD CHAMPIONSHIPの切符であるということを意味していました。
◆世界大会へ~SFL WORLD CHAMPIONSHIP 2019~
日本でリーグ決戦が行われていた時期にアメリカでもSFL PRO USが開催されていてそこを勝ち抜いた2チームと日本代表の2チームの決戦。
BANを回避できる「SHIELDルール」が新たに採用されて新鮮な気持ちで見ることが出来ました。
ここでも勢いに乗ったままのマゴスカーレットが優勝!
最後はマゴさんがクリスマスコスかりんで優勝を決めました。
かりんのCA「神月流 覇道六式覇者の型」がヒットした瞬間画面を指さして
勝負が決まった時の3人のこの笑顔。最高でした。
賞金$90,000と聞いて日本の賞金額設定はそういうことだったのかと理解。こんな素敵なリングも贈られていました。
マゴさんは格ゲー界の中でもほんとに笑顔が似合う人。
この笑顔を沢山見たいのでこれからも活躍し続けて欲しいなと思います。
◆今後のSFLについて
ドラフト会議当日の締めで綾野さんからこんな話や
そして、GrandFinalでは総括プロデューサーの小野さんからも
という話が。これからさらにメジャースポーツに近づいていくんだなと思いこれからどうなっていくのかを楽しみにしていました。
STREET FIGHTER Leagueの想い出~2020・2021・2022~へ続く▶▶