TOPANGA LEAGUE/CHAMPIONSHIPの想い出
🌟第6期TOPANGA LEAGUE🌟
~2017/2/10 FRI - 3/5 SUN~
2012年、ストⅣの頃に始まったという伝統のリーグ戦。
話には聞いていたけれどストVからコミュニティを知った私は、いよいよそれが見れるんだということにワクワクしてその時を待っていました。
オフラインからは7先になるということで、今までほぼ2先3先トナメしか見たことがなかったということもあり、どんなものが見れるのか想像がつきませんでした。
ただ、大会前インタビューでのプレイヤー達のコメントから
”実力が顕著に出る大会” ”プライドを懸けた戦い”だということは十分に伝わって来ました。
シーンを追い始めてから1年程経っていたので、この頃にはだいぶ各プレイヤーの人となりや関係性を知ることが出来ていた時期。
そういった背景も込みで楽しめそうで、開幕がとにかく待ち遠しかった。
オンラインリーグ:3先
オフラインリーグ:7先
決勝リーグ:7先
予選突破:ハク(現:ひぐち)、稲葉
🌠オンラインリーグ・・▶▶無敗タニ
A/B/Cブロックの振り分けは主催者のにゃん師さんによる抽選で決定。
この瞬間は主催者が一番楽しんでいるように毎回見えます。
この頃は応援している人同士の対戦が見れるといいなぁって割と気楽に見ていたけれど、今となってはファイナルにその人達が1人でも多く勝ち上がってほしくて「なるべく同じブロックになりませんように…」って、毎回ドキドキ祈りながら見ています。
今やSFLでもすっかりお馴染みとなった各プレイヤーの”二つ名”
『獰猛なる野生』の二つ名を引っ提げて参戦したハイタニさんを、この時期一番熱量高く応援していました。
このシーズンの最高ランクだったMasterへ一番乗りしたももちさんに続き、2番目に到達したハイタニさん。
この頃はオンライン対戦を中心とした練習をやり込んでいる様子でした。
そのハイタニさんと当時Alienwareからスポンサードされていたネモさんとのマッチ。
ユリアンがVスキルのセリフを言い終える前にその隙をつく反撃をしたりとやり込みが光るプレイがたくさん見れて大満足。
とにかく圧倒的な強さでブロック全勝1位抜け。
連勝を重ねていくうちにいつしか『無敗タニ』と呼ばれ、一足先に決勝への切符を手にしていました。
そしてもう1人このイベントで注目していたのは、ももちさん。
ももちさんが操るケンに完全に魅了されるきっかけとなったのも、この大会でした。
特に印象的だったのは、ももちさんの『胆力』が光る板ザンさんとのタイムアップ上等の一戦。とても3先とは思えないくらいの長丁場に。
終始ジリジリした展開の中、タイムアップ間際に捲り勝ちをもぎ取るももちさんのプレイが本当に本当にかっこよかった。。。
この1戦を制し、ブロック1位抜けを決めたももちさん。
この後のオフライン予選リーグで決勝行きが決まった板ザンさんとの決戦に備えて練習していたのを当時よく見ていました。
ザンギ戦の他にも、ももちさんのお誕生日にももちさんらしいプレイを魅せてくれたりも。
その胆力はウメハラさんも唸るほど。
そんなウメさんは大会直前にメインキャラのリュウが弱体化を受け大苦戦。
『背水の逆転劇』を彷彿とさせる春麗の鳳翼扇に当身技、心眼からの反撃を試みるも途中食らってしまって不発という惜しい結果に。
予選を勝ち抜き中学3年生15歳で最年少出場を果たしたひぐち(当時ハク)くんとの一戦。
フルセットフルラウンドまでもつれた末、惜しくも負けてしまって、、、
残りの試合も負けてしまい全敗でリーグ敗退という悔しい結果に。
ウメさん自身は切り替えて前向きなつぶやきをしていくれていたけど…
期待を込めて応援していたファンの人達からは色んな意見があったみたい。
当時、ウメさんは試合の感想をよくつぶやいてくれていたんだけど、不調の時のリプ欄には辛辣なコメントも殺到していたようでした。
リーグ予選が終了した数日後、サンフランシスコのTwitch本社で実況解説者Zhiとの雑談中に突然そのコメントの読み上げと感想を促されたウメさん。
「さっきの人は前から(自分の事)知ってんだろうなって感じがあったけどこの人は通りすがりに石投げましたみたいな感じ。」
「引退しろだけじゃなくて”もういいよ”が入るってことはちょっと期待してたのかなって気がしますね。」
と、冷静に分析していたウメさんを見てさすがだなって思ったのを覚えています。
そしてもう1つ記憶に残っている出来事、、、
別の記事にも書いた私が初めて見たマゴさんの昇天。
その後つぶやいた「せめピヨ」がしばらく流行語みたいになっていました。
この時はまだ3先だったけど、どのマッチもそれまで見て来たものと全く違う感じがして大会独特の雰囲気も相まって、とても新鮮に感じました。
そのせいか、断片的ではあるものの細かいエピソードが割とハッキリと記憶に残っています。
🌠オフラインリーグ・・▶▶神解説
餅さんがインフルエンザ感染で残念ながら欠場となってしまったり、
春麗メインだったGO1さんが、前年のCAPCOM CUPで注目を浴びたガイルを追加で使用したり、そのGO1さんを実装されたばかりの豪鬼でときどさんが完封したり、、、色んな記憶があるけれど、
それ以上に印象に残っているのは解説を務めたメンバー達。
TOPANGA LEAGUEでは出場選手が抜け確定後や敗退後に解説にまわることが慣例となっているよう。
この時は、オンラインで1位抜けをしたハイタニさん、ももちさん、ふ~どさんがそれぞれのブロックで解説を担当していました。
TOPANGAの解説は割と砕けた感じの雰囲気が聞けることが多くって、
この時もときどさんと板ザンさんの一戦でノッてきた板ザンさんのこの動きに対してハイタニさんが、、、
「調子乗ってますもん、これ」
って他の大会では聞けないような解説(?)をw
スト6になって色んな場でハイタニさんの解説を聞ける機会が増えたけど、割とお堅い真面目よりの解説なので、またどこかで普段とは違うこういったハイタニさんらしい解説を聞けるといいな。
🌠オフライン決勝リーグ・・▶▶兼業プロ優勝
この頃、兼業プロゲーマーとして活動していたネモさん。
リーグが開幕する1ヵ月前のBeasTVでバルログからユリアンにキャラ変えした理由などについて語ってくれていました。
「バルログは結構気に入っててオフも含めて13,000試合くらいやってた。」
と言うネモさんに、ゲーム内の記録に残らないオフの試合をどう数えたのかウメさんが尋ねると「自分で数えてた」という回答に続きこんなことを。
「みんなは結構時間が取れてるから練習出来てるしわかると思うけど、
どれくらいやれば追いつくのか(把握するために)データ化していた。」
この頃、まだ個人配信をしていなくてどういう人なのかあまり知らなかったけれど、兼業として練習時間が限られている中、取り組み方の工夫を出来る限りしていたというネモさんの話を聞いて、計画力に長けたかなりしっかりしている人だという印象を持ちました。
そしてこの時もこんな意見を出して警戒していたザンギエフというキャラ。
そのザンギ使い代表、板ザンさんとの一戦では1-7で圧勝されてしまい
試合後握手を交わすことなく足早に去っていった記憶が今でも鮮明に残っています…w
その板ザンさん以外の選手全員に勝利し優勝を果たしたネモさん。
涙ぐみながらこんなコメントをしていたのを見て、人間味のある人なんだということもこの時初めて知りました。
🌟第7期TOPANGA LEAGUE🌟
~2018/8/21 SAT - 10/10 WED~
オンラインリーグ:3先
オフラインリーグ:7先
決勝リーグ:7先
予選突破:りゅうせい、水派、パウエル
🌠オンラインリーグ・・▶▶新旧激突
今回は、トラボくんやオンライン予選を通過したりゅうせいくん、水派くんなど若手達の参戦もあり、歴戦のベテラン達とどんな戦いが繰り広げられるのか楽しみでした。
競技シーンであまり見ることのなかったストⅣ時代のリーガー達も参戦していて「噂に聞いてた人達だ!」って、そのプレイヤー達のプレイが見れることも込みで楽しみにしていました。
この年から忍ismに所属し、豪鬼にキャラ変えをしたハイタニさんも大会に向けて練習配信をしてくれていました。
それまではこんな風景を見ることもなかったのですごくうれしくて、元々高かった応援熱がさらに上がりました。
練習の成果も実り、無事次のリーグに駒を進めたことに安心したと同時に
また、ハイタニさんのトッププレイヤー達との長期戦が見れるということがうれしくてたまりませんでした。
🌠オフラインリーグ・・▶▶応援する人の最後のリーグ戦
次ステージのオフラインの舞台では今回もこの2人の因縁の対決が実現。
前回の決勝同様、勝利したのは板ザンさん。
今回はしっかりと握手を交わした2人。
この先もずっとずっとこの2人の対戦を同じ舞台で見たいと思いました。
ガイルにキャラ変えをしたウメさん。
勝敗数でトップタイと奮闘したものの得失点わずか2pt差で惜しくも敗退。
それでも最大の10セットまで延長となる試合が2試合もあったりこれからの活躍が期待できるプレイを見せてくれてホッとしたことを覚えています。
前回の予選では圧倒的なプレイで全勝を果たしたハイタニさんはまたしてもオフの長期戦では振るわずまさかの全敗。
「きっと来年もまた見れる。その時決勝で戦う姿が見れますように。」
そんなことを思っていた私。
これがハイタニさんのストV最後のTOPANGAリーグ戦になるなんて、
この時は夢にも思いませんでした。
🌠オフライン決勝リーグ・・▶▶復活の匠
ハイタニさんと一緒にYOUDEALから忍ismに移籍し同時にプレイヤーネームを「ゆかどん」から本名へ改名した藤村さん。
前回のTOPANGA LEAGUEでキャラ変更したばかりのいぶきがまだ仕上がっていないことを理由に招待のオファーを断ったんだとか。
キャラ変えした数か月間は大会でも目立つ活躍が見られなかったものの
「野試合ではめちゃくちゃ強い」という噂を色んなプレイヤーから聞いていました。
その藤村さんに、ある日ふ~どさんがこんな言葉を投げかけたんだそう
「うまい!…でも、それ大会で出来んの?」
他の人がやっていない繊細で難しいことをやるプレイスタイルは大会では微妙だと思う、ふ~どさんが当時そんな風に言っていたことを覚えています。
決勝ではそんなふ~どさんとの試合を制し、見事ファイナル”全勝”優勝!
藤村さんに勝利していれば優勝だったふ~どさんは惜しくも準優勝。
今となってはお馴染みのこのつぶやき。
当時は結婚する前でお付き合いしていたことも公表していなかったので当然私も2人の関係は知らず。
「お友達というだけでここまで悲しそうなの、なんかすごい。」
って、これを見た時はなんの疑いもなく単純にそう思っていました…w
🌟第1期TOPANGA CHAMPIONSHIP🌟
~2020/2/8 SAT - 3/15 SUN~
2019年には開催されなかった久々のリーグ戦。
コロナの影響もあってか今までの形式とは少し異なるものでした。
そして、このシーズンから
『TOPANGA LEAGUE』改め『TOPANGA CHAMPIONSHIP』という名称に。『トパリー』に代わり『トパチャン』という愛称で親しまれます。
オフラインリーグ:3先
決勝リーグ:7先
予選突破:カワノ、りゅうせい
🌠オフラインリーグ・・▶▶初のPC版採用
これまではプレイステーションが主流で、大会でもほとんどプレステが採用されていましたがこの年から徐々にPC版でプレイする人が増えて来て、このリーグでもここで初めてPC版が採用。
メインのコーリンとお試しで触り始めたポイズンでこの大会に参戦したももちさんは、らしくないミスを連発したり動きが明らかにいつもと違う感じで
PC版との感覚の違いについて振り返りで触れていました。
そういえば、この2年前のCPT中国大会でPC版が採用された時、参加選手達がプレステ版とラグが違いすぎていつも通りプレイが出来なかったという感想を口にしていました。
みんな同じ条件ではあるものの、環境の違いがパフォーマンスに大きく影響すること、それだけトッププレイヤーが繊細なプレイをしているということを改めてこの大会で感じました。
ももちさんが得意とするマゴさんとの一戦でも終始圧倒される形で完封されてしまったあげく、、、
トドメにこのパフォーマンスをお見舞いされて…。
ドコドコドコって胸を叩く音までしっかりマイクに乗るくらい気合い入れて叩いてたw
早々にアケコンのコードを片付け一瞬ペロって舌を出したその表情から
(勝たせちゃいけないやつ勝たせちゃったな・・・)
って、ももちさんが思っているような気がしてしまいました…w
関係性の深い仲だからこそ成立するこのプロレス。
こいういうエンタメ要素が存分に見れるのも、このイベントの魅力です。
🌠決勝リーグ・・▶▶涙の優勝
予選を突破し今回リーグ初参戦で若手唯一決勝に勝ち上がったカワノくんはベテラン達の手痛い洗礼を受けているように見えました。
マゴさんに6-1で差をつけ勝利まであと1セットというところから、、、
マゴさんの脅威の追い上げで捲られ、デュースの末敗北。
そして、ときどさんには0-7の完封負け。
約半年後のつぶやきの中の”トパリー”とはこの時のトパチャンのこと。
自分の胸にもすごく刺さったウメさんらしい言葉。
決勝前にこんなことをつぶやいたときどさん。
このリーグでときどさんの決勝で戦う姿を見るのはこれが初めてだったのでどんな生き様を見せてもらえるかとても楽しみでした。
天敵のマゴさんに敗れはしたもののその他のマッチでは全て勝利し、最後はウメさんに完封勝利。
勝利した瞬間、しばらくこの体勢で感極まった様子のときどさん。
2年前の獣道でウメさんのガイルに負けた時以来の涙を見たれけど、
今回はうれし涙。
やっぱりこっちの方が私は好きで悔し涙の何倍も胸にグッと刺さりました。
今回スパーリングパートナーとして貢献し、現場にも駆け付けていたひぐちくんが優勝直後に撮った写真。そこからも色んな想いが伝わって来ました。
「自分が練習に付き合った人が優勝してくれて、めちゃくちゃうれしい。」
ひぐちくんが、そんなことを言っていました。
「これを元に”今日から”帰ってまた練習すると思うんでプレイヤーの皆さんよろしくお願いします。」
”今日から”というのがときどさんらしくって
「まだまだこの先も活躍して、いいものを見せてくれそう。。。」
自然とそんな気持ちにさせてもらえました。
🌟第2期TOPANGA CHAMPIONSHIP🌟
~2020/11/21 SAT - 12/20 SUN~
オンライン予選リーグ:3先
決勝リーグ:7先
予選突破:様式美、あんとん、ぷげら
🌠オンライン予選リーグ・・▶▶若手キラー
開幕すると毎回思うのは、PVがめちゃくちゃかっこいいということ。
試合や選手のパフォーマンスを楽しんでいるのは勿論だけど、こういう作品を見たり、PVが流れた時に「かっけええぇぇ!」ってチャット欄が盛り上がってるのを見るのも楽しみの1つになっています。
実況・解説者やPV作成者、フォトグラファー、運営スタッフ、、、
色んな人のお陰で選手達の輝きが増したり、試合をより楽しんで見ることが出来たり、想い出が形として残ったり…
本当にありがたくって、いつも心から感謝しています。
学業専念のため活動休止していたひぐちくんもこの年から本格的に復帰。
中学生以来となる4年振りの参戦。
去年、スパーリングパートナーとして選手をサポートする立場だったひぐちくん自身の活躍がとても楽しみでした。
色んなプレイヤーのプレイに魅了されることは多々あるけれど、その中でもひぐちくんのガイルは本当に見ていて楽しくって、練習でも大会でもいつも引き込まれるような感覚に。。。
そんなひぐちくんの長期戦が見たくって応援にも自然と力が入りました。
今回、ひぐちくんと同じブロックになったベテランプレイヤーのマゴさん。
その年齢差は一回り以上。
マゴさんは当時から若手に特に強いというイメージがあって、ひぐちくんも少し苦手としている印象でした。
分が悪そうだなぁ…と思っていたけれど、その予想を覆す圧倒的なプレイで2-0までマゴさんを追い詰めたひぐちくん。
ここでマゴさんが、かりんからキャラをキャミィへ変更。
しかも滅多に使われているのを見ることのなかったVトリガーⅡを選択。
実はこのマッチの直前、マゴさんが個人配信で
「このトリガーよえーよなぁ」「いつ使うんだよこれw」
そんなことを言いながらカワノくん達と遊んでいたので、正直びっくり。
そのVTⅡも機能し、フルフルまでもつれた試合はマゴさんが逆3タテを決め勝利。
まだまだ若手には超えられない高い壁といった印象でした。
マゴさん名物『勝利のポエム』
たしか前回のトパチャンで板ザンさんが、
「マゴさんに負けると○○みてぇなポエム書かれちまうんで…」
って、試合前インタビューで言っていた記憶が。。。
マゴさんと対戦する人はみんな書かれないようにちょっと警戒してるかも…
最終結果、得失差で僅かに及ばず惜しくも決勝進出を果たせず。
いつかこの舞台でひぐちくんの長期戦が見れることを願い、労いの声と声援を送りました。
🌠決勝リーグ・・▶▶盟友激突
トパチャンの大好きな所の1つ、試合前のマイクパフォ―マンス。ここで、
『対戦相手への想い』や、、、
「(今季のSFL)フードガイアで一緒に組んで最初強くなかったんですけど色んなことを教えたらここまで成長して、すごくうれしいなと思って…」
『本番に向けての取り組み』や『練習相手への感謝の意』、、、
「コーリン戦ということで、あんま仲の良くないももち選手とかに声かけてやってもらったりしてたんで…」
エンタメを重視した『パフォーマンス』や、、、
「夜も更けてきたんで、1回スッキリさせてもらいます。」
『プロレス』、、、
「引退してねーから💢」
などなど、選手や組み合わせによって様々なことを見聞き出来るこのマイクパフォーマンス。
今シーズン、この人がちょっと変わったパフォーマンスしたのが強烈に記憶に残っています。
どぐらさんの宣材写真が印刷された紙をおもむろに取り出し、
対戦相手のカワノくんへのメッセージを読み上げ始めたぷげらさん。
「君の格ゲー力を10とするなら俺の格ゲー力は…」
「100だ」
とのこと。
この年のSFLでリポーターを務めた奥村茉実さんが当時を振り返り、
「ぷげらさんにインタビューするの、返しに困るからほんと嫌だった💦」
と言っていた通り、独特のぷげら節をほぼ毎回披露していたぷげらさん。
「なるほど。ありがとうございます。」という奥村さんの精一杯の返しからも困っていることが伝わってきていました。
正直なところ私もほぼ毎回理解が追い付いていないんだけど、よくわからないなりになんとなくの雰囲気をいつも楽しませてもらっているので、今後のパフォーマンスも楽しみにしています。
優勝争いは、若い頃からバーチャファイターという同じゲームで鎬を削っていた盟友同士の対決に。
最後まで板ザンさんが圧倒的な強さを見せつけ勝利。
勝負が決まった瞬間の2人のワイプに映る表情がよくって、当時アーカイブを何度も繰り返して見ていました。
いつもニコニコしながらアケコンをグルグルガチャガチャ楽しそうにプレイする板ザンさん。
たまにその笑顔がふっと消えて真剣な顔つきのままでプレイすることもあったりと、プレイだけでなくワイプも見てて楽しい人。
そして、シルバーコレクターと呼ばれていたふ~どさんは、このシーズンも優勝者のみに負け3期連続準優勝という悔しい結果に。。。
このシーンを知った時から、ふ~どさんもメインだったミカもずっと大好きだったのでいつかゴールドを獲れる日が来ることを願い応援していました。
🌟第3期TOPANGA CHAMPIONSHIP🌟
~2021/5/29 SAT - 7/7 WED~
オンライン本戦リーグ:3先
オフライン決勝リーグ:7先
予選突破:YHC-餅、水派、キチパ
🌠オンライン本戦リーグ・・▶▶レインメーカー誕生
SFLでお馴染みとなったこの水派くんのキャッチフレーズ。
”レインメーカー”というのは、このシーズンのトパチャンで生まれたもの。
水派くんの出番や試合に勝利した時、「水派WIN」というギフトスタンプが雨のごとく降り注ぐことからレインメーカーと呼ばれるように。
端正な顔立ちで女性人気も高い水派くん。
私も昔から本当にかっこいいと思っていてそれは今でも変わっていません。
水派くんの人柄が伝わる印象に残っているエピソード。練習配信の休憩中、
「さっき質問された時、試合中だったからちゃんと答えられなかったんだけど、、、」って改めてプレイに関する何気ないリスナーの質問に真摯に回答していて水派くんらしい優しさが垣間見えた一幕。
そうやって相手の気持ちを思いやったり気遣ったりするところを何度も目にしてきたということもあり見た目だけでなく内面も素敵な人というイメージが自分の中に定着しています。
そんな優しくて穏やかなイメージとは裏腹にアグレッシブなプレイスタイルが持ち味の水派くん。
この時の本戦でも、その強気なプレイスタイルでベテラントッププレイヤー達をなぎ倒し決勝へ進出。
この試合のフィニッシュブローもなんか水派くんらしくって
キャッチフレーズの”涼やか且つ獰猛”というワードがしっくりきます。
前回、惜しい結果に終わったひぐちくんも念願のファイナルへ進出。
そして、
「各ブロックの上位2名+各ブロック3位の三つ巴戦の勝者1名が決勝リーグへ進出」というルールの中、カワノくんが三つ巴の接戦を制し決勝へ進出。
今回は次世代と呼ばれる若手が決勝の舞台の半分を占めるということで決戦の日が本当に待ち遠しかった。
🌠オフライン決勝リーグ・・▶▶若手 vs 若手
今回の優勝争いは歴戦の猛者たちを押しのけ、この若手2人の対決に。
最終日の最終戦、勝った方が優勝という緊張の一戦。
蓋を開けてみるとカワノくんが終始圧倒した試合運びで、みるみるスコアの差が開き、あっという間に優勝に王手。
あと1セットも落とせない状況まで追い込まれたひぐちくんは、いつも通りの物怖じしない冷静且つ強気のプレイで3連勝。
デュースまで、あと一歩という状況まで迫ります。
昔からどんなに劣勢な状況でも勝負が決まる最後の瞬間まで諦めない、
粘り強いプレイで勝ちをもぎ取る姿をずっと見てきたので
「ひぐちくんならここからでも…」そんな心境で息を詰まらせながら試合を見守っていました。
あと一発でもなにか攻撃を食らうとスタンして負け確定というこの状況から無敵技で切り返したひぐちくんのメンタルの強さ。
それは過去にウメさんからも評されたひぐちくんの持ち味。
最後はドットの体力まで追い詰められたカワノくんが粘り勝ち、優勝。
涙をこらえてそうな仕草のままその場を去ったカワノくんが裏でうれし涙を流していたことは、その後知りました。
ちょうど1年前、”散々な結果”とリーグの感想を綴ったカワノくん。
ウメさんのこの言葉通りきっと明日から頑張るの精神でここまで来たのかなって、ふとそんなことを思いました。
負けた瞬間、顔を覆いその場に倒れ込んだひぐちくん。
しばらく経ってインタビューの順番が回ってきた時、泣きはらした目をしていてそれを見た瞬間、私も涙が堪えきれなくなってしまいました。
インタビューの途中、声を詰まらせマイクを持つ手を震わせながら涙を拭いひぐちくんが言ったこと、
「ももちさんありがとうございましたってことが言いたいです。」
涙で濡れた顔をくしゃっとさせて笑顔でそう言ったひぐちくん。
本戦で敗退してしまったももちさんは、ファイナル直前にもうメインとしてしばらく使用していなかったカワノくんの使用キャラコーリンでひぐちくん達ファイナリストのスパーに付き合っていました。
当日、会場にも足を運んでいたようで
カワノくんとの試合中、ひぐちくんが何度かスマホを見ていたのは控室で見守るももちさんからタイムリーでアドバイスをもらっていたんだそう。
5年前に弟子入りした時「トッププレイヤーと渡り合えるようになりたい」という目標を掲げたひぐちくんと”背中を見て育てタイプ”のももちさん。
「かなり高い目標ですが実現可能でしょう」とももちさんが言った通り、
トッププレイヤー達と肩を並べ、プレイで人を魅了し、応援してよかったと思わせくれるプレイヤーにまで育ったひぐちくんの姿に、
(ちゃんとももちさんの背中を見て育ってきたんだな)そんな想いがよぎりました。
ひぐちくんの負けにより2位に食い込んだときどさん。
ひぐちくんが2位の雰囲気だったので気づけば間に入っていたときどさんに、なんかさすがだなという気持ちにさせられました。
「今のひぐちくんのコメントが良くて、うるっと来ちゃったんですけど…」という言葉で始まったインタビュー。
最後に拍手を送られた後「え?終わり?」と、ふわっとした感じで終わったのは、ひぐちくんのコメントに胸を打たれて言おうと思っていたことが少し飛んでしまったんだとか。
この日、本配信とハイタニさん、ふ~どさんの同時視聴配信を3窓で見ていたけど、当時同じチームだったハイタニさんが感慨深そうに聞いてたのと、
ふ~どさんも真顔で「こんなの見れない…泣いちゃうね」って言ってたのがちょっと意外で、すごく記憶に残っています。
この大会の主人公は間違いなくカワノくんなんだけど、たくさんの人の心を打つプレイと言葉を届けてくれたひぐちくんは本当にかけがえのない存在。
特に、ひぐちくんがももちさんに弟子入りした頃から応援しはじめ、2人を見て来た私の心にこれでもかというくらい響きました。
後日、その想いをひぐちくんにこんな言葉で伝えた時、、、
「人の心を動かせるって言われるの、めちゃめちゃうれしい。プレイヤーとして最高峰だな。」
と言っていたけど、もうこの時期のひぐちくんはそういうことを言われ慣れていると思っていたので、そんな風に喜ぶ姿を見て正直意外に思いました。
伝わらないかもしれない気持ちを伝えるのに勇気がいることもあるけれど、これからもプレイヤー達にちゃんと感動したことや感謝の気持ち、応援する気持ちを伝えるようにしよう…この時、そう心に決めました。
「まだ終わりじゃないんでこれからもがんばりたいと思います。」
インタビューの最後そう締めくくったひぐちくんの言葉を聞いて、これからの活躍に期待したと同時に同じ舞台でこれを超える名勝負や感動を味わえる機会なんてしばらく来ないだろうな。。。そんなことを思っていました。
この時は、、、
🌟第4期TOPANGA CHAMPIONSHIP🌟
~2022/4/20 WED ー 6/19 SUN~
◆Bリーグ
各ブロック上位2名+3位&4位によるAリーグ昇格決定戦(5先)の上位2名の合計6名が「本戦Aリーグ」へ進出
◆Aリーグ
各ブロック上位3名+各ブロック4位同士による決定戦の勝者の合計7名が「本戦ファイナル」へ進出
オンラインBリーグ:3先
オンラインAリーグ:3先
オフラインファイナル:7先
予選突破:竹内ジョン(U24)、大谷、Shuto、鶏めし
Bリーグ招待:ヤナイ(毛~腕)、ネモ、三太郎
🌠U24・・▶▶新世代リーグ開戦
この年、新しい試みが発表されました。
24歳以下の注目の若手選手10人による招待制の予選リーグ、U24。
試合の模様は最終日を除きTOPANGAでなく、それぞれの個人チャンネルで配信され、自分の試合が終われば次に試合を予定している選手にレイドするというのも画期的かつ新鮮ですごくいい企画だと思いました。
この大会で優勝し本戦への切符を手に入れたのは竹内ジョンくん。
10代の頃からベテランを前にしても物怖じせず、堂々とした戦いっぷりを見せてくれていたジョンくんの参戦は楽しみでしかありませんでした。
-18歳時のジョンくんの活躍-
そして、若手のやる気勢としてこの頃有名だったヤナイくんが毛~腕GP優勝のご褒美としてBリーグに招待されることに。
毛~腕GPというのは、勝ちたがりTV内で毎週開催されている1先のトナメの成績上位者のみで行われる大会。
ヤナイくんはこの大会で2連覇を達成していて、本戦での活躍も期待できる実力の持ち主でした。
若いながらも、ずっと熱心にやり込んでいることを色んな配信を見て知っていたので、自力でチャンスを掴んだことは私にとっても喜ばしい事でした。
オープン予選も例年通り開催され、上位3名の選手が本戦へ。
惜しくも本戦には届かなかったけれど、ヤナイくんと同じ福島のチームIBUSHIGIN所属、U24でも勝ち星で優勝者と並んだうずら(現:翔)くんのこのプレイがすごく記憶に残っています。
ベガのデビルリバース(通称デビリバ)という対処が難しい技にこの対応。
これを見た瞬間、5年前のリーグ戦でのウメさんのこのつぶやきを思い出しました。
調整も入ってあの頃と少し性能は違っていたものの、
「こうやって逆らうのが正解なんだ」ってこの時思ったのを覚えています。
そして、本戦出場を決めたのはU24にも参戦していたこの2人の若手。
私の中で2人に共通している応援したい要素に「お母さんとのエピソード」というのがあります。
大谷くんは2019年のトパチャリで餅さんを倒して帰宅するとダルシムが苦手なお母さんから褒められたというエピソードを当時話してくれていました。
活動を見守り応援してくれているお母さんのためにもがんばってほしいなって、その時思いました。
Shutoくんは辞めろと言われることを懸念してずっと親に格ゲーをしていることを隠していたんだとか。
SFLに初めてShutoくんが参戦した2019年、その話題が地元福島の新聞に掲載されたことをきっかけに親バレしたんだそう。
そんなお母さんとのエピソードを、この予選の後ハイタニさんとの対談配信で披露してくれました。そして、その時この話に続いてこんなことを。。。
この時点でShutoくんは24歳。
これを聞いて、なんとか今回のトパチャンで親御さんをを納得させるだけの結果を出してほしいと強く願い、応援熱が一気に加速しました。
他にもこの予選に纏わるリーグの主催者にゃん師さんとのエピソードもShutoくんらしい、とても興味深いものでした。
こういった選手に焦点をあてた配信はその人の背景や人となりを知れて応援するきっかけに繋がるのでどんどんやってほしいなって思います。
今回、招待されていた餅さん辞退により予選枠が増えそれを勝ち獲ったのは餅さんと同じダルシム使いの鶏めしさん。
年齢的には中堅枠くらいの鶏めしさんは福島県在住の福島勢。
ヤナイくん、Shutoくん、鶏めしさんと福島に縁のある人の活躍が目覚ましいのは何かあるのでしょうか。
🌠オンラインBリーグ・・▶▶昇格を懸けた四つ巴
前シーズンは「前回予選各ブロックの最下位以外の選手を招待」という話があったので、前回最下位だったウメさんがまさか不参加…と不安に思っていましたが、今回形式がガラッと変更され一安心。
上位下位リーグ制が久々に復活。このルールの変更にボンちゃんが少し不服そうに苦言を呈していたけれど、ボンちゃんならきっと上位に昇格できると信じて、精一杯のエールを送りました。
2017年に魅了されたももちさんの長期戦をそれ以来見る機会がなかったので今回おそらくストV最後のリーグ戦になるであろうこの大会で、ももちさんにはなんとしてでもファイナルの舞台へ上がってほしいという想いでした。
前回、まちゃぼーさんと勝ち星、得失点で同率だったももちさんは直接対決の結果でギリギリAリーグへ滑り込み。
今までのリーグ戦でも得失点や直接対決の結果が運命を左右することが多々あって改めてその重要性を実感しました。
リーグ戦になるとももちさんが”皮算用”と言われているポイント計算に時間をかけるのも納得です。
リーグ戦は自分の戦績だけでなく、他の出場者の戦績も自分の行方の決め手となることも多く、特にこの年のトパチャンはABリーグ含めてライバル達の試合を手に汗握りながら見守る姿や、その結果に一喜一憂する姿をよく見ました。
ボンちゃんの勝利で昇格が決まり歓喜するウメさん
各ブロック1位、2位の抜けが決定し、
残り2枠を懸けて各ブロック3位、4位による5先の総当たり昇格戦。
この3時間にも渡る死闘を制したのは、Shutoくんとボンちゃんでした。
昇格を願い応援していたほとんどの選手がそれを果たしたことに喜んでいたけれどこの大会を初めて見た時から6年の間に本当にたくさんのプレイヤーを好きになって応援するようになって、、、結局誰が勝っても大体うれしいことに気づきました。
🌠オンラインAリーグ・・▶▶忍の恩返し
昇格戦の後、ブロック決めの抽選でハプニングが起こりまさかのやり直し。
選手もそれを応援するファンも気が気じゃなかったかと。
この舞台でずっと見たかった組み合わせ。ももちひぐちの師弟対決。
ひぐちくんはこの大会開幕直前に6年間在籍した忍ismから再春館へ移籍。
「今まで慣れ親しんだ環境から離れ甘えられない環境に身を置くことで自分を成長させたい」という意志の元の決断でした。
常に最前線を走り続けたももちさんと成長を遂げ忍ismから巣立ったひぐちくんがどのようにぶつかり合うのか楽しみでした。
フルフルの手に汗握る展開の末、勝利したのはももちさん。
師匠の威厳を保った形になったもももちさんは、試合を振り返りこんなことを言っていました。
ファイナルの長期戦で戦う2人の姿をもう一度見たかったけど、ひぐちくんの敗退により今回その願いは叶わず。次回以降のお楽しみに。。。
突然の呼び捨て
プロレスが好きなひぐちくんにあやかったファンアート。
このファンアートも最近のトパチャンの好きな所の1つです。
休憩中にも流れるトパチャンファンアート。
応援する人の想いが詰まった素敵なイラストを楽しませてもらっています。
今回のファイナルへの切符を懸けた昇格戦は各ブロック4位の若手対決に。
カワノくんがジョンくんを引き離し勝利まであと一歩という所で、
ジョンくんが怒涛の4連勝で巻き返し、デュースの末に勝利。
U24から駆け上がったジョンくんは、20代唯一のファイナリストに。
🌠ファイナル・・▶▶ストV星人 vs シルバーコレクター
オフラインで行われるファイナルの舞台では現場の写真がXでタイムリーに流れてくるのがオフならではの醍醐味。
ファイナルの会場となった東京タワー。
何を対象に撮っても素敵な1枚を生み出す大須さんは、いつもプレイヤーのかっこよさを最大限に引き出してくれるありがたい存在です。
ー ウメハラ vs 竹内ジョン ー
前日ももちコーディー戦で7-2で負けてしまったウメさんはジョンくんに宣言通りの結果でフィニッシュ。
その対策に付き合っていた当時コーディーメインだった水派くんと、試合後すれ違い際にハイタッチと握手を交わした胸の熱くなる写真。
photo by eSports_creatures @e_creatures
プロのフォトグラファーさんだけでなく現場に居合わせた選手達から流れてくる写真も、その人だからこそ撮れる味のある1枚だったり。。。
数年後に写真を振り返ると当時の記憶が昨日のことのように蘇ってくる、
自分にとってアルバムのような大切な宝物になっています。
この大会に懸ける並々ならぬ想いをファイナル前に語っていたときどさん。
最終戦で優勝を争う相手となったのは、ときどさんと同じく全勝でここまで駆け上がってきた同い年のふ~どさん。
そう試合前にコメントしたふ~どさんに続いて、ときどさんが言ったこと。
「ストVは終始ずっと僕のゲームです」
それを聞いて「お、言うねぇ」というような表情をした後ニコニコウキウキした仕草を見せたふ~どさんを見て、ふ~どさんらしいなって思いました。
今回のときどさんは終始厳しい顔つきで、インタビューでも今までのようなエンタメ寄りのコメントやパフォーマンスは一切なし。
どの選手を前にしても表情を崩さず落ち着いたトーンで淡々とコメントする様子から、今回本当に懸けているということが伝わって来ました。
試合は序盤からときどさんが若干優勢な状況が続いていて、ふ~どさんは引き離されないように必死に食らいついていっている感じに見えました。
6-4でときどさんが優勝にリーチをかけた状況からふ~どさんが追い上げデュースに。
試合間、深呼吸をしたり考える仕草をしたり様々な表情を見せるふ~どさんに対しときどさんは険しい表情のまま真っ直ぐモニターを見つめていて、
追い詰められた状況でもその表情に変化は見られませんでした。
そこから一進一退の攻防が続いて、もうこれで終わりじゃないかと誰もが思ってしまうような場面でも最後まで勝ちを譲らないときどさん。
最高10勝で試合終了のルールの中、9-9で迎えた一戦を勝ち切り、
優勝を果たしたのはふ~どさんでした。
ふ~どさんに対する想いなどは以前この記事にたくさん記した通り。
ストV6年間、この舞台も含め色んな大会で準優勝で終わることが多く、
シルバーコレクターと呼ばれ続けたふ~どさんが手にした悲願のゴールド。
それに感動し自然と涙が…。
試合が決まった後、しばらく俯いたままの様子を見て涙を流す気配を感じたけれどそのまま立ち去ったときどさんは、その後のインタビューの場にいつも通り穏やかな笑顔で現れました。
「まあ、強かったっすねー」
と、笑顔のままインタビューを終えたときどさんのこの時の様子について、ももちさんから聞いた話。。。
「試合終わった後のときどがめちゃくちゃ明るくて、インタビュー待ってる間も異様に明るくってさ、、、
よっぽど負けたことがショックだったんだなって…」
あまりにもつらいことが自分の身に降りかかった時、そう振舞っていないと自分を保てないという極限の心境…ときどさんの無念を改めて感じました。
振り返り動画で目に涙を浮かべながら、サポートしてくれた人達への感謝とそれに報いることが出来なくて申し訳ないってやり切れない想いを語った後
「まだこれで終わりじゃないんで・・・」
去年、ひぐちくんがカワノくんに敗れた後に口にした同じセリフ。
悔しい結果に終わってもこれで終わりじゃない、次がまたあるっていうのは応援する私達にとっても本当にありがたいことです。
「これからも応援よろしくお願いします。」という最後のメッセージに、
「任せて!!」って心の中で声を大にして応えました。
🌟TOPANGA World Championship🌟
~2023/5/25 THU - 5/28 SUN~
前回のトパチャンでにゃん師さんが触れたトパチャンワールド。
あれ以降、スト6の発売日が発表されても、SFLが終わってCAPCOM CUPが終わっても、全く続報を聞くことがなかったので、実現できなかったのかなって諦めかけていた矢先、その開催が発表されました。
スト6のDEMO版がリリースされ正式な発売を直前に控えたタイミングで、
界隈がスト6に既に夢中になっている真っ只中の開催でした。
🌠最終選考・・▶▶不遜 vs 不思議
招待選手7名に加え、残り1枠を懸けた戦い。
国内選手の招待基準は過去のトパチャンの優勝者ということでしたが、
第2回の優勝者板ザンさんが辞退により代わる参加希望者を募ったところ、この2人が手を挙げたんだそう。
ひぐちくんは、ぷげらさんのメインのバイソンを苦手としているイメージがかなり強かったので正直厳しいだろうなぁと思っていました。
とにかくストV最後となる大舞台で悔いのないように精一杯戦って心に残る試合を魅せてほしい、そういった想いでした。
ただ、試合が始まってみると今までとはまるで違った動きで相手を圧倒し、見事勝利。
ひぐちくんはこの決戦に向けて1つ年上のササモさんを地元まで招き、
泊まり込みでのスパーリングを依頼していたそう。
そのストイックな取り組み方は、かつてひぐちくんがスパーリングを務めたときどさんの意志を受け継いでいるように感じました。
自分が応援するプレイヤーの活躍が見れるのも練習相手のお陰と常日頃から思い感謝しています。
そしてまた、ひぐちくんのようにスパーを務めたプレイヤー自身が表舞台で活躍する未来を楽しみにしてます。
🌠本戦・・▶▶有終の美
本戦で色々と想い出深い試合や出来事があったけど、やっぱり一番印象深くてうれしかったことはときどさんの圧巻のプレイを見れたこと。
最後にメインにしたルークを仕上げに仕上げて、まさに影も踏ませない程の差を見せつけてくれました。
7戦全勝、得失点33ptと圧倒的な強さで文句なしの優勝。
まさに集大成といったプレイ内容と結果で有終の美を飾ったときどさん。
ストV7年間ずっと強くあり続けシーンを盛り上げ引っ張っていってくれたときどさんの努力と功績が報われたような気がして、本当にうれしかったと同時にホッとした感覚に。。。
この話の続きでストV星人と戦う代表として自薦が出来るようになりたいと言っていたことが実況のハメコさんからインタビューの場で語られました。
今の自分を自薦出来ますかとのハメコさんからの質問に、
「自信を持って自薦出来ると言い切れます」と答えたときどさんはやっぱり自身がストV星人だったように思います。
そして、このインタビューの中でときどさんが今回脅威を感じた選手として挙げたのはMenaRD
そのMenaのインタビューでのコメント。
この年、2つ目のCAPCOM CUPのトロフィーを手にしたMenaが子供の頃から夢見た舞台ーTOPANGA。
ストVの間ずっと欠かすことなくこの舞台で生まれた出来事を見続け、
年々増えていく好きな選手を応援し一喜一憂しては泣いたり笑ったり、、、
心の底から楽しむことが出来て本当に幸せでした。
関わる全ての人達と感動を与えてくれた全ての選手達に心から感謝します。
大会前「まあ今回楽しんで、いいプレイ見せれたらいいかな。」って
軽いトーンで言っていたふ~どさんは、その時期、配信でほぼストVをすることはなく別のゲームに夢中な様子でした。
私も今回はいつもより気楽に見て楽しめればいいかなと思っていたけれど、本音を言うと、気合いがあまり感じられないふ~どさんの姿を見て、ほんの少しだけそれを淋しく思っていました。
大会後、、、
ふ~どさんのこの言葉を聞いた時なぜかホッとして、スト6での活躍も期待できそう、応援できそうって思うことが出来ました。
そして、「ストVは結局誰のゲームだった?」という質問に、ふ~どさんは迷わずこう即答。
🌟第5期TOPANGA CHAMPIONSHIP🌟
そして、いよいよスト6初のTOPANGA CHAMPIONSHIPが開幕。
もうこれを超えるいい戦いを見れること、感動を味わえることはないだろうという予想を毎回のように裏切ってきてくれるこのリーグ戦。今回は、
どんなプレイが見れるのか、
どんなマッチが見れるのか、
どんなパフォーマンスが見れるのか、
どんなドラマが生まれるのか、
そして一番強いのは誰なのか、、、
今からその日が来るのが待ち遠しくて仕方がありません。
めいいっぱい応援し、めいいっぱい楽しみます!みんながんばれ!!