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193 3年生は大学を離れ、世界でそれぞれの体験へ。

大学の同級生たちは。


8月末から新年度が始まりますが、娘の大学では3年生は最大1年間、他の大学に留学したりインターンシップをしたりなど、大学外で学んでも単位として認められることになっています。

そこで娘は1年間大学を離れて、前期の1学期間(8月末〜12月中旬)はニューヨークでのインターシップ、後期の1学期間(1月初旬〜5月中旬)は他の大学のプロジェクトに参加することに。

大学の寮に置いてあった荷物は、ホストファミリーである入試担当者の方のお宅に置かせていただいたようです。

他の子たちは、普通に大学で3年生を迎える子も多く、
「また新学期かぁ〜。」
という感じだったようですが、娘の仲のいい友達はそれぞれのユニークな道を選んでいました。


カンボジアの留学生、Sちゃんはヨーロッパへ。


1番の仲良し、カンボジアからの留学生のSちゃんは、ヨーロッパの大学に前期の1学期間、留学することにしたようでした。
頭が良くて社交的、何でもテキパキできる明るいSちゃん。

しかし実は、カンボジアの大家族の家計を背負っていたそうです。
弟や妹が学校に行けるように、家族の生活が少しでも楽になるようにと、インターンシップや大学でのワークスタディーをいくつか掛け持ちして、これまでの2年間、1度も帰国することなく仕送りを続けていたのです。

そんなSちゃんがこの期間だけは働くのをやめ、せっかくだから留学先の国以外にも、行ってみたかったヨーロッパの国々をあちこち旅することにしたようでした。


1年先輩のNくんは、休学してアジアの国へ。


この2021年、コロナ禍がまだまだ収まらない中、大学を休学する学生も多くいました。
中途半端にしか勉強ができないなら、いっそ休学してバイトなりしたほうがいいと。

何しろ、留学生はすべて帰国させられたままリモート授業のみの大学もあったようだし、娘の大学のように現地でリモートと対面のハイブリッド授業でも、普通の大学生活とは程遠かったからです。

娘の高校の1年下の親友も、カリフォルニアの大学に入学したものの、今年度は1年休学することにしたようでした。


そして、大学で1年先輩のNくんも、1年間休学することにしたそう。
何をするかというと、アジアのとある国で働くんだとか。
それも、インターンシップというわけではなく、普通の仕事だそうです。

「いったい何するんだろう?」
となんだか謎でしたが、後で驚きの報告を聞くことになりました。



いよいよ8月末となり。
娘は夢の現場が待つニューヨークへ。

ヨーロッパ、アジア、アメリカ。
世界の別々の国で、それぞれの1年間が始まります。


(次回から「ハリウッドドラマ編」に入ります)


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