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172 ハリウッドもコロナ禍でストップへ。

制作は全面ストップ。


娘がインターンシップをしていた会社で扱う映画は、ほとんどが小規模な作品ばかりでしたが、中にはハリウッド物もあったようです。
若者に大人気の男女の若手俳優さんたちが主演を務めることが決まっていて、脚本もすごくよかったそう。

「ストーリーがいいし、これ早く観たい〜!」
と娘が興奮していました。

しかし、コロナ禍でハリウッドも全面ストップ。
撮影などの現場作業がいつ再開できるのか見通しはまったく立たず、こうした脚本の作成や、制作や配給の打ち合わせのみがリモートで進められていたようです。

日本でもこの頃、仕事ができない俳優さんやアーティストたちがSNSで動画を配信したりしていましたよね。
現場で働くことができない人たちは、みんな不安で時間を持て余してしまっていたんじゃないでしょうか。


ハリウッドの問題が次々と。


日本のテレビでは過去の番組が再放送されたり。
新しい番組が作れない、制約のある中でどうやって番組を作るか、皆さん試行錯誤されていて。

それは、ニューヨークのテレビ業界、ロサンゼルスのドラマ・映画業界など、アメリカでも同じだったようでした。

それだけじゃなく、アメリカではこの後次々と問題が噴出。
AIの使用やストリーミングサービスの2次使用料を巡って大手制作会社に対する不満が爆発し、全米脚本家協会や全米俳優組合によるストが相次いで混乱に陥っていくことに。
この様子は、日本にも伝わってきていましたね。

コロナで制作が難しい上に、そういったストのせいもあって、一部には順調に制作が進められて公開される作品もあるものの、途中でストップしてしまうものもあり、2020年からの数年間、アメリカの映像業界はずっと混乱の中にあったようです。

おおむね落ち着き、とりあえず正常化したのは、なんとこの2024年の2月からとのこと。


娘のこの地元の映画会社でのインターンシップは、2020年の5月半ばから8月末までの夏休みの後、新学期も勉強と並行して継続していくことになりました。

しかし、今後いったいどうなるのか。
誰もまったく先が見えない状況でした。


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