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167 日本に帰国、そして長いお別れへ。

クリスマス休暇は12月半ばから。


サンクスギビング・ウィークから1ヵ月もたたないうちに、12月半ばで大学は終了。
1月初めまでのクリスマス休暇に入ります。

娘は日本に帰国することになっていましたが、仲良しの留学生のSちゃんはカンボジアへの帰国に30時間ぐらいかかるということもあって、大学の寮に残ることにしたようでした。

基本的に、冬休み中は全員寮を出ないといけないのですが、申請すれば残ることもできたよう。
数名の留学生のみで年を越すのは寂しいけれど、楽しそうでもあったので、娘は残りたい気もしていたようでした。
でも後から考えると、この時帰国したのは本当に正解だったんです。


4ヶ月ぶりの日本。


娘が8月半ばにアメリカに行ってから12月半ばの帰国は、高校留学の時の3カ月間より少し長いぐらいだったので、あっという間に感じられました。

久しぶりに帰ってきた娘は、
「うちの布団はふかふかで気持ちいい〜。
寮のベッドは固いんだよー。」
などとしみじみ。

また、11月末から雪が降り積もるアメリカ北部と違う、東京の冬の暖かさにも驚いていました。

何といっても、日本の食べ物が一番恋しかったようです。
後から改善されたんですが、その頃の学食は全然おいしくなくて、それだけが毎日つらかったと。
やっと帰国できて、毎日食べたいものを思いっきり食べていました。


また、大学の寮ではシャワーのみでお風呂に入れないので、お風呂にゆっくりつかるのも久しぶり。

「寮のシャワー室ってめっちゃ汚いの。
裸足じゃ無理、シャワー用のサンダル履いてる。
みんな全然きれいに使わないんだもん。」

と言っていました。
日本とアメリカの違うところは、味覚と清潔観念でしょうかね。(笑)


その他、友達に会ったり、母校に行って先生たちに大学の様子をご報告したり。
アメリカでは見られない日本の映画を観に行ったり。

3週間ほどの日本での日々を満喫していました。


4ヶ月のお別れ?


そしてお正月が明けるとすぐに、アメリカに帰る日がやってきて。

「〇〇(高校時代の親友)が羽田まで送ってくれるって。」
と言うので、
「じゃあ、見送りに行かなくてもいいね。
ちょうど仕事あるし。」
と言うと、
「うん、大丈夫だよ〜。
また5月には帰ってくるからね。」
「そうだね、5月なんてまた4ヶ月後だから、すぐだもんね。」

ということで、私は初めて見送りに行かないことにしました。
高校時代、うちにもよく泊まりに来ていた仲良しの友達と、最後まで日本を満喫した方がいいだろうと。


2020年のお正月明け。
まさかこれで当分会えなくなるとは、思いもしていませんでした。



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