羊のモノローグ 默示
『言葉は書くことで発酵して静かに光ながら世界に解き放なたれていく
のを。』
吉本ばなな 「すべての始まり」より
不意にそんな言葉が降りてきた・・・この言葉は書く人達に勇気を与えてくれる。
此処に集まるみんながそんな想いで書き続けているなら、世界はそんなに悪くはならないだろう。言葉が内在するちからを信じられるから、
そのちからが集まっていのちの木となる・・・一人一人がみんな
『いのちの木』だと意志すれば幾らでも大きくなれる。輝くことができる。
切れ切れにしか繋がらない言葉達 花の胞子のごとく風に吹かれて雌しべを探し授粉も出来ずに、彷徨える言葉は、花として咲くことも無く伝えることすら出来ないままに終わる。
ほんとうはモノローグでは駄目なんだ・・・自己完結する言葉の輪を砕き・・・言葉は極北を目指せ!
「たゆたう世界ではアートは起動しない」