ベースメイクの目的はシミを隠すことではありません

ベースメイクの目的は「艶感」を出すこと。

シミを「隠そう隠そう」とすると、それだけそこにエネルギーを乗せるわけだから、逆に目立つし高温多湿の沖縄で、コンシーラーがずっと綺麗なままってありえない。

シミやシワはあっていいのです。

ちょっとくらいあっても気にしないでニコニコしてる女性の方が魅力的。

とあるお客様、コスメカウンターに行ったら、あれもこれもとラインで全部買わされたそう。

「お客様はシミがあるからこの高機能のコンシーラーを…」とおすすめされたらしい。

でも、そのお客様は小麦色の健康的な肌が魅力的。

元気で太陽が似合うイメージだったんです。

シミを気にしているようにもお見受けしなかったので、聞いてみた。

「そのシミ隠したいですか？」

そしたら

「いえ、別に。気にしてないです。」

「じゃあ、そのコンシーラーは使わなくていいですね。」

とお伝えしました。

コスメカウンターに行くと、買おうと思っていた物以外にもどんどん勧められることがあります。

「プロが言うんだからそうなのか」と思ってしまうのも仕方のないことだけれど・・・。

そのシミがあることで、気分が落ち込んでしまうのなら、隠した方がいいけれど、気にしてないのなら隠す必要なんてないのです。

ぜひ、「目的意識」を持ってメイクされてくださいね。

目的はあくまでも「魅力的」になること。

「隠す」ことではないのです。