自作品のスターターキットを考えてみる
Twitterで作家さんが「○○○スターターキット」みたいに、初心者にお勧めする自著的なものを挙げていらしたので、羨ましくなって自分も少し考えてみました。
といっても著者数が多すぎるし、割と絶版のものがあったりして難しいんですよね……BLですと作風的に闇が強めというか、ものによっては光と闇が入り混じりますし(笑)
それでも頑張って考えてみました!
1.ライト文芸が好き(BLは読まない)
→現代日本の作品で癒やされたい
「北鎌倉の豆だぬき 売れない作家とあやかし四季ごはん」
タイムリーにも10月9日に発売されます! これが一番手に入りやすいはず! コウキ。先生の可愛いイラストでいっぱいです。
「スープ屋かまくら来客簿 あやかしに効く春野菜の夕焼け色スープ」
鎌倉を舞台に、美形の兄弟があやかしを癒やすスープを作る話。
→中華FTが好き(後宮とは言っていない)
「皇帝陛下の美食王膳 陽春国宮廷料理帖」
料理ばかの女の子が、ひたすら美味しいものを作りまくるお話。料理要素以外はほぼありません。
2.BLが好き
→読んだあと光が見えるものがいい
→現代ものが好き
「恋は引く手に好手あり」
将棋棋士×パティシエ。ちびっこもいます。
「翠葉は愛で煌めく」
嘯風館シリーズというシリーズものの第四弾ですが、間が空いたこともありこれだけで読めるようにしました。スパダリ×大学生。
→オメガバースが好き
下記の2作品はおとぎ話をモチーフにした連作です(リンクはしていません)。
「灰かぶりの婚姻 つがいのおとぎ話」
「薔薇と野獣 つがいのおとぎ話」
→光とか見えなくていい……むしろ闇が欲しい……
これ以外のほぼ全部と言いたいところですが、そうじゃないものもありますので、手に入りやすそうなものをセレクトしてみました。
「真紅の背反」
革命派の青年×ドイツ軍将校(年上の情人の手できっちり調教済み)という、闇が深い作品。10月には電子書籍も出ます。
清澗寺家シリーズ
全13巻+番外編2冊という構成で、明治~昭和までの没落華族を描いた作品。カップリングがいろいろあるので、おそらくはどれか刺さるものがあるはず……。
「有罪」(罪シリーズ 全5巻)
超人気作家×編集者。原稿が欲しかったら躰を……というド定番をまじめにやりました。楽しかったです! とんでもなく濃厚なドラマCDも出していただいているので、気になった方はぜひ。
あとは同じ世界観をモチーフにした中華FTの”桃華異聞”シリーズ(全4巻)と”神獣異聞”シリーズ(全3巻)もあります。少し光が見える瞬間もあります。
→光と闇がブレンドされたものはないんですか?
めちゃくちゃ悩んでしまい、この記事を下書き保存のまま闇に葬ろうとしてしまいました。いい感じに攻の執着心とかディープさがブレンドされているのは、”婚礼奇譚集”でしょうか。
「姫君の輿入れ」
「貴公子の求婚」
「内親王の降嫁」
このあたりもお勧めしたい……
以上、読んでくださった方の心に触れるものがありましたら嬉しいです。
そしてこの記事は、気が向いたら随時更新していきたいと思います!
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