【三国志】赤壁の戦い前夜・孫権政権の舞台裏を考えてみた
赤壁の戦いの前段階で、孫権政権が降伏か抗戦かで紛糾する場面があるが、彼らの腹が結局はどこにあったのか考えると面白いかもしれない。
■抗戦したいけど出来ない孫権の本音
孫氏政権は豪族の寄合所帯で、豪族達が降伏を唱えている以上、本来、孫権には選択肢がない。
魯粛との個別の会話で孫権は自身の腹は抗戦だと明かすが、豪族達の手前、表立って抗戦と言えない状況だったと考えられる。
曹操の南下を前に、魯粛が劉表政権やその後は劉備を味方につける工作をしに行ったのも、純粋な軍事同盟の面は