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山古志に1000年続く「牛の角突き」の文化ー化粧まわしの「面綱」を作ってみた
南総里見八犬伝に記されている「山古志の牛の角突き文化」。
1000年もの昔から、中山間地域の険しい山の斜面での農作業の担い手である牛を、休みの日の娯楽として各集落ごとに持ち寄り角を突き合わせて競う文化が、山古志にはありました。
カタチは変わりましたが、今なお昔ながらの伝統を受け継いだ「牛の角突き」文化は守り続けられています。
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牛を思いやる「山古志の牛の角突き」
山古志の「牛の角突き」は国指定重要無形民俗文化財に指定されており、
戦わせる牛は大事な家族の一員のため、牛が傷つかないように引き分けにするのが特徴。
一般にイメージする闘牛の荒々しさはないけど、角と角がぶつかる『カツン』と響き渡る音はかなり圧巻。
角を突き合わせ激しくぶつかり合う牛の間に、勢子と呼ばれる男たちが分け入って牛を取り押さえる様子も見ごたえあり!
山のお父さんと牛の面綱を作ってみた
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山古志闘牛会のカッケー山のお父さんたちに教わりながら、伝統の化粧まわし「牛の面綱作り」に挑戦。
藁を拠る感覚で布をねじりながら巻き付けていく作業。見ているだけでもかなり難しそう💦。
山古志デジタル村民が帰省して、面綱作りに挑戦
【2023年】越後山古志の牛の角突き大会
2023年5月4日の初場所から11月3日の千秋楽まで開催します。
詳細はこちら↓↓↓。