伊豆川飼料、オープンファクトリーに挑む ~前編~
2023年11月17日-19日、静岡市25か所の工場、作業場、農場が一斉にその扉を開けるオープンファクトリーイベントの記念すべき第一回目「ファクハク~静岡工場博覧会~」がついに開催された。
伊豆川飼料はファクハクにも参加企業として、そしてイズカワ自身は実行委員会としてイベントの立ち上げから関わらせてもらうことになった。(その経緯はまた別の機会に。。)
まず世に言う「オープンファクトリー」は元々は各企業の工場が単体で工場を公開することを意味しているが、近年では地域の企業が一体となり外部へ公開したり、来場者にものづくりを体験してもらう取組が「オープンファクトリー」として広く知られるようになっている。
詳しくは経済産業省の近畿経済産業局のサイトを参考に。↓↓
https://www.kansai.meti.go.jp/1-9chushoresearch/openfactory/R4fybooklet.html
我々”ファクハク”の理念とクレドは下記の通り。
そして、我々”ファクハク”の目的は4つ。
地方の中小零細企業で、”におい”や”作業音”を出す工場で、普段は外から人が立ち入ることがない”閉ざされた”工場である伊豆川飼料がなぜこのオープンファクトリーに参加したのか。そしてどのように実施したのか。少し掘り下げていく。
まず、参加の目的の一番大きなポイントは、自社のPRである。伊豆川飼料の仕事は「飼料や肥料の製造」で一見すると一般の皆様とは関係のない仕事だ。しかし、実は世の中の「食」と深い関りがあり、皆様の普段の行動ひとつで伊豆川飼料の未来は明るくもなるし暗くもなる。(どのような関係があるかは、過去のファクハクの記事をご参照)
つまり、たくさんの方が伊豆川飼料の未来が明るくなる行動を取ってくれなければ、中小零細である当社はこの先生き残っていけないということだ。伊豆川飼料の仕事をより多くの方に知ってもらい、共感してもらい、行動してもらう、その一歩がこのnoteであり、ファクハクの参加に込めた思いでもある。これがゆくゆくは静岡の活性化にもつながり地域貢献、社内の意識改革、人材確保にも好影響を与えていくであろうという魂胆。
さて、今回ファクハクに臨むに当たり、ちょっと変わったことをした。といっても第1回目なので正解があるわけではないのだが。静岡の超大手企業でもある静岡鉄道グループとJA静岡中央会の若手メンバーを彼らの研修の一環として当社で受け入れをしたのだ。(ちなみに静鉄JA以外にも、静岡デザイン専門学校や常葉大学、静岡県立大学もファクハクへ協力をしれくれて、コラボプロジェクトをかなり積極的に実施した。)
基本的に一人で突っ走るタイプのイズカワ。この優秀な人材とうまくコラボレーションすることができるのか。そもそもどうやって関わってくれるのか?いや待て、その前に見に来てくれるお客さんはいるのか!?気になる続きは後編へ!!
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