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秘術抗戦RPG 歪みのアカシック
テーブルトークロールプレイングゲーム(TRPG)をご存知でしょうか。
ご存知の方がこの記事を読んでいる可能性が高いとは思いますが、一応軽い説明をしておきます。
TRPGはダイス(さいころ)と紙とペンを使って遊ぶゲームです。
テレビゲームのRPGの元祖で、ひとりでも遊べるTRPGとして発展したのがコンピューターRPGです。
複数人で集まり、対話を通じて遊ぶゲームであり、プレイのことをセッションと呼
江戸城無血開城アンサング11
【GM】
勝海舟が訝しみながら鉄蔵に尋ねる。
【勝 海舟】
「鉄蔵君……いや、岡田以蔵なのかい?」
【GM】
鉄蔵は首を横に振る。
【鉄蔵】
「いいえ、彼の記憶を継承しただけの別人です。死者は蘇りませんから」
【勝 海舟】
「けどよ、話をして確信したんだ。そこで死んでる男は紛れもなく坂本君だった」
【鉄蔵】
「忘れてください。それよりも、あなたにはやるべきことがあるでしょう?」
【GM
江戸城無血開城アンサング10
【GM】
ラウンド2
精神的支柱で意志を3点回復どうぞ!
【サンジェルマン】
〈声よりも疾き言葉〉
目標値:90/タイミング:ラウンド開始時/効果:自身の手番終了後、行動力0として再度手番を迎える。
1D100<=90 > 1 > クリティカル
【レイ】
あ
【マモル】
クリってんじゃねえ!
【カナエ】
1クリかよwww
【GM】
クリティカル効果は無い!
【マモル】
セーフ!
【
江戸城無血開城アンサング9
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エンドゲーム
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【GM】
キミたちが境内の入り口へと移動すると、そこには既に見知った男、勝海舟がいた。
対峙しているのは見知らぬ男。
【勝 海舟】
「するってえと、何かい? あんたは坂本君の生まれ変わりだってのか?」
【坂本 龍馬?】
「相変わらず微妙にずれてるんだよな、勝先生は。あんたがリベレーターとして覚醒して
江戸城無血開城アンサング8
【GM】
人っ気の無い不気味な夜の寺。
本来なら徳川慶喜が謹慎のために寝起きしているはず。厳重な警備があってしかるべきだ。
【マモル】
息を、気配を殺し、警戒を厳にして寺の中を探索する。
【GM】
では、気配を消して進むキミたちは人がひとり歩く音を耳にする。このまま待っていればこちらにやってきそうだ。
【マモル】
二人に目配せをし、隠れるように指示を出す。
【カナエ】
こくこくと頷き指示に
江戸城無血開城アンサング7
【GM】
キミたちは上野へ向かって歩く。
電車ならあっという間だが、歩くとなると、なかなか時間が掛かる。
江戸の街並みを眺めながら歩くうちに、キミたちは見知らぬ記憶――鉄蔵、福沢諭吉、新門辰五郎の何気ない江戸での記憶を思い出していく。
全員浸蝕判定をお願いします。
【マモル】
1D100<=50 > 88 > 失敗
1D6 > 2
【カナエ】
1D100<=46 > 92 > 失敗
1D6 >
江戸城無血開城アンサング6
【GM】
背後から聞こえるいななき。
物凄い勢いで馬が疾走してくる。
「どいたどいた! 早馬だ!」
【カナエ】
「ぴゃっ!?」
【マモル】
咄嗟に鼎ちゃんの手を取り、道の脇に逸れる。
【レイ】
ヒュ~っと冷やかす。
【カナエ】
驚きで涙が引っ込む。
【GM】
座り込んだ目の前を早馬が駆け抜けた刹那、レイにフラッシュバックが起こる。
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【GM】
キ
江戸城無血開城アンサング5
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ミドルゲーム
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【GM】
大野 護、神薙 鼎、梓 玲。
キミたちは江戸の日本橋に面した大通りに立っていた。
活気があり、町人たちが忙しそうに行き交っている。
現代日本の服装は目立つことこの上ないが、周囲の人々は誰ひとりとして気にした様子は無い。
そして、キミたち以上に目立つ西洋人が立っていた。
【サンジェルマン】
「
江戸城無血開城アンサング4
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オープニング3 焦土作戦
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【GM】
梓 玲、キミが小さなヴィジョンに遭遇し、江戸の町火消である新門辰五郎の記憶を得てしまった数日後。
道を歩いていると、ひとりの白人男性とすれ違った。
仮に忘れようと思ったとしても忘れられない顔、《秘術寺院》のリベレーター、サンジェルマン伯爵だ。
【レイ】
「……ッチ」
時折起きる白
江戸城無血開城アンサング3
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オープニング2 咸臨丸の帰路
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【GM】
神薙 鼎、キミが福沢諭吉の若い頃の記憶を得た翌日。
解放戦線の予報士である亀崎から秘術による遠隔念話が届いた。
【亀崎】
「あ! 神薙さん、聞こえますか!?」
【カナエ】
「ピャッ!? へ、え、えええ、誰、はい?????」
【亀崎】
「私です! 東京担当の予報士、亀崎です