修善寺Cotoriゆみ

一般社団法人「修善寺Cotori」代表理事・坪内ゆみ(浅波由美) 修善寺駅近・ギャラリ…

修善寺Cotoriゆみ

一般社団法人「修善寺Cotori」代表理事・坪内ゆみ(浅波由美) 修善寺駅近・ギャラリーCotori&修善寺温泉入口・絵本倶楽部コトリイロを運営 東京都足立区出身、静岡県伊豆市在住。33年間の教職経験(国語科) キャリア教育、絵本セラピー、パステルアート、数秘ワーク等で活動中

最近の記事

あの日から10年~新緑の宝蔵院にて

新緑が美しい伊豆。 家族でご近所の二人の方のお墓参りに出かけた。 ちょうど10年経っていたことに気づく。 当時大学生だった娘も一緒に 伊豆高原に一泊してアートフェルティバルを楽しんだ後のことだった。 その時に書いたブログ記事を、ここにも残しておきたいと思う。 2014年5月9日 母の日に寄せて 「どうぞ安らかに眠ってください」 嬉しい時があれば、悲しい時もある。 楽しさと、つらさ、 喜びと苦しみ。 人生は、プラスマイナスゼロになるようになっている、っていうことを いつ

    • スクールカウンセラーになったあなたへ

       「緊張して眠れなかった~!」 スクールカウンセラーとしての勤務が始まる朝、 ツバメが飛び交う青空の中をあなたは出かけていきました  これまでの長かった道のりを 母は感慨深く思い出しています   高校時代に出会った スクールカウンセラーの方に憧れて この仕事をめざし  大学では心理学を学び、 恩師の都筑学先生から多くのことを教えていただきましたね  臨床心理士の資格を取るために大学院に進学するつもりでいたけれど  大学3年の時に進路に迷いが生じ、 一時期は 就活が続きま

      • 奇跡を感じて 三毛猫からの愛の贈り物

        前回noteに記事を書いてから もう10ヶ月が経とうとしている。 光陰矢の如しと言うけれど、本当に時の流れの速さに驚くばかり。 今日は、 娘が初めて主催する絵本原画展のことを書きたくて開いたけれど 10ヶ月前に、すでに「前編」を書いていたことを知ったので(笑) 今から「後編」を綴ってみようと思う。 この絵本の作者である、作家のくすのきしげのり先生と、画家の狩野富貴子先生に夏に四国でお目にかかれることになった。 夫の退職記念と、わたしたちの還暦記念、そして 娘の「ギャラリー

        • 絵本のような人生を愉しんで生きる

          10月に還暦を迎えた。バースデーウィークと称した約2週間、天からの贈り物なのかと思えるような出来事が続いた。 これは、春から何ヶ月か貼ってあった、長谷川義史さん直筆のもの。知り合いの方が、Cotoriに贈ってくれたものだ。いつも支えてくれている夫に長谷川さんと会ってもらいたい、と思って、願掛けにも似たことをしていたところ… 新潟のおむすび舎・霜鳥英梨代表の紹介で、急遽、長谷川さんの奥様の、あおきひろえさんの原画展を開催することとなり、 温泉が大好きという長谷川さんも来て

        あの日から10年~新緑の宝蔵院にて

          平和とは…ひとりひとりの命がたいせつにされること(15年前の娘の作文)

          8月。 「平和」についてよく考える。 「命」に想いをはせることも多い。 そんな時いつも、8月生まれの娘が書いた作文を読み返す。 大切な命が、輝いていることに感謝しながら。 ~~~~~~~~~~~~~ 折鶴に想う~「命」 「戦争をしない、核兵器を持たない。」 世界が平和になるために、どうすれば良いのだろうか、そう聞かれた時、大抵の人がこう答えるだろう。わたしも、その、大抵の人のうちの一人だった。この旅行に行くまでは。  今年(※2005年)の夏、わたしたち家族は、広島へ行った。

          平和とは…ひとりひとりの命がたいせつにされること(15年前の娘の作文)

          伊豆を愛する高校生へ「ことりde文化祭」

          失われてしまった高校生活。 もちろんそれは、誰のせいでもないし、どこに責任があるわけでもない。 前の記事で、9月スタートに対する期待を書いたけど、 当面は見送りになってしまった。 それはそれで、たしかに多くの課題があることだし、批判しようとは思わない。(あきらめたくはないけど) ただ 「しかたないよね」 「これもいい経験だよ」 としか言えない大人ではいたくない。 17歳の青春のために ひとりの大人として 社団法人として せめて 何かできることをしたい 8月の修善寺C

          伊豆を愛する高校生へ「ことりde文化祭」

          十年前の5月の記憶から9月スタートを考える

          大好きな新緑の5月が、こんなことになっている。 初めてのnoteへの投稿は、9月入学について書いてみたいと思っていた。 …というより、来年度のスタートを9月に揃える、ということについて。 中学校で11年間、小学校で22年間教員をしてきて、日本の新年度のスタートは桜の季節の4月、と思い込んでいたけれど もし9月にしたらどうなるんだろう?と考えてみた時、義務教育でもメリットが次々に浮かんできて驚いた。 9月は夏休み明けで残暑も厳しい時期。自死も問題になっている。 でも、9月

          十年前の5月の記憶から9月スタートを考える