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ひきこもりの居場所で本を語る

先週末。ひきこもりの居場所で本を語る「コモリナブックカフェ」にて。悩みや問いに対して、本を紹介してきました。
その中にある「コモリナ文庫」という本のお部屋に居座る中で、居場所と本って相性が良いよなぁと改めて思ったので、今日はその時のことを書き留めておこうと。

「いつ来てもいいよ」「好きにしてっていいよと言われる場所ってよくあるけれど、ありがたい半面、少ししんどく思う自分がいて。何をしてもいいからこそ、その日の体調に合わせて過ごせる一方、いつ行けばいいんだろう、何もしないのに行っていいのかな、行ったら何をして過ごそうかとか色々考えてしまうんです。自由だからこその不自由というのでしょうか。

だけど居場所に本があると、本を手にぼーっとできる。本を手に人間観察ができる。本を手にしていれば、変に周りに気を使うことなくそこに居られる気がするんです。もちろん本を読んでいても良いですし。
行っても何もしないしなぁと思ってしまうなかでも「本探しに行くんだ」と、そこに行く理由にもなるかもしれない、なんて思ったりするんです。

だからこそ、居場所と本は相性が良くて。いろんな居場所に本があるといいなぁと。そんなことを思いました。

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