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【悩み×本】どこか一歩引いている感じがして、感情を感じない。

自分のことなのに自分が何を感じ、
何を思っているのか分からなくて。
自分のことを俯瞰してみている感じがして、
違和感を感じてしまう。

そんなあなたにそっとこの本を贈りたいのです。

【本のタイトル】
アーモンド

【著者】
ソン・ウォンピョン (矢島暁子 訳)

【出版社】
祥伝社

【こんなお話し】
感情に乏しいユンジェ。激しい感情をもつゴニ。
2人が出逢うことでお互いに人生が
大きく変わっていく。
「怪物」と呼ばれる少年たちの愛ある友情物語。

自分のことなのに自分が何を感じ、
何を思っているのか。
自分の感情をうまく感じれない。
そんな自分を変だなと思う必要はなくて。
同じように悩んでいる人も
案外多くいるように思います。

ただ、自分自身が何を思ってるのかも分からないから、何か言おうにも何も言えなくて、
誰にも相談できない。
そうやって苦しくなっていませんか?

この悩みって考えても、頑張っても、
解決の糸口が見つかりにくい。
結局分からないにたどり着くし、
何か日常生活に困っているというよりは
自分の感じる現実世界が遠いだけ。
だからこそ、苦しくなるように思います。

そんなとき、何も考えずに本の世界を
覗いてみるのはどうでしょう。
現実世界を俯瞰してみてしまうように
小説の世界を覗いてみるのです。

小説世界に触れながら、
何か違和感がある、グッときた、ワクワクした、
共感する、快・不快に思う。。。
微かに動くあなたの感情の動きを探してみる。
自分は何に心揺らぐのか見つめてみるのです。

日常の中でも同じで。
自分自身が快く思うこと、不快に思うことに
耳を傾けながら、その感覚を
抑え込むのではなくて。まっすぐ従ってみる。
そうしていくうちにほんの少し、
この世界が近く感じれて、
他人ごとに見えていた出来事も、自分ごと
のように思えてくるのかなと思っています。

これまでたくさん周りを考えて
自分を抑え込んできたなら、
今度は自分の感情に従いながら
感覚だけで生きてみるのです。

悩みや葛藤、行き場のない想いに
潰されそうになることもあるかもしれない。
生きづらくて、根拠のない不安に
襲われることもあるかもしれない。

そんなとき、本はそっとあなたに寄り添い
あなたの心を癒やしてくれる。

本を手にとった瞬間。
あなたが動くと物語が始まって。
ページを捲るほど、世界が広がる。

本はこころ豊かに生きるきっかけになる。
本で生きづらい世の中を変えていけるのだと。

私はまだ、本のチカラ、
物語のチカラを信じていたいのです。

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