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冬にしたい家事、しなくてよい家事12月−1
冬は水が冷たく、油汚れも落ちにくいため、近年では大そうじは春や秋に行うという人も増え始めました。一方で、寒いからこそ向いている家事もあります。冬は、からだや気持ちに負担をかける家事より、楽しくできる暖かい家事に取り組んでみませんか。
こんな家事は冬には向いていません
大そうじの定番とも言われてきた換気扇やガス台まわり。でもこうした場所は、温度が低いと油が固まって汚れが落ちにくいのです。さらに、暖房中の締め切った室内で強い洗剤類を使うのも、ちょっと心配です。油汚れのそうじは、気温が上がりだし、油汚れがゆるんできた頃。窓を開けて換気しながら行うのが合理的。
窓ガラスや網戸の掃除も寒いと効率がよくありません。よく大そうじで、網戸を外して丸洗いしている風景を見ますが、極寒の中での水仕事は罰ゲームのようなものです。
同様に、冬は水分も蒸発しずらいので、拭き掃除など水を使う家事も向いていません。床に水気が残ったまま部屋を締め切ってしまうことで、カビを呼ぶこともあるので要注意。
これらの家事は、気温が上がり、窓を開け放して作業ができる春から秋にかけて行うことにしましょう。換気扇掃除などの外注も、年末を外したほうが予約が取りやすく、サービス価格になることも。
冬はからだも寒さで縮こまりがちなので、高いところに登ったり、重いものを動かすといった作業も避けたほうが無難です。冬はとにかく、頑張りすぎない。大掛かりなことは先の季節にまわして、冬だからこそできる家事に取り組むようにしましょう。
次回は、冬だからこそ向いている家事をご紹介します。
■ 季節のくらし仕事 ー小さくてやさしい家事 by izoomimomose