暑くない料理で夏バテを防ぐ 7月−7
地球温暖化が進んでいるからでしょうか。年を重ねるごとに暑さが身にこたえるようになってきました。特に夏場の料理が辛い。暑いときこそ栄養のあるものを作らなくてはと思っても、キッチンがサウナのようでは料理の気持ちも萎えてしまいます。
夏バテを防ぐためにも、キッチンの温度を上げず、火を使う時間が短くて済む料理の工夫をして、この季節を乗り切りましょう。
「保温」を上手につかいましょう
長時間火を使う煮込み料理は、夏場はつい敬遠したくなるもの。保温を上手に使うことで、キッチンの温度を上げずに煮込み料理を作ることができます。
肉じゃがや筑前煮などの煮物は、材料を切って一度煮たてたあと、厚手のタオルやひざかけなどに包んで置いておくことで、余熱で材料に火が通ります。「シャトルシェフ」などの保温鍋を利用すれば、さらに効率よく保温調理が可能。
また、お米をまとめて炊いて冷凍している家なら、あいている炊飯器を使うこともできます。材料を煮立てたあと、中身を炊飯器の釜に移して、保温ボタンを押します。買い物などの外出をしている間に、煮込み料理は完成しています。
じゃがいもをゆでたり、固まり肉の下ごしらえにも、この方法を使うと便利です。
キッチンで火を使うと、部屋の温度も上がり、エアコンの電力消費も増えてしまいます。夏はなるべく火を使う時間を短く。工夫していきたいですね。
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