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願い事手帖で自己肯定感を 1月−2
前回ご紹介した「願いごと手帖」。こうなったらいいなと思うことを、大きいことも小さなことも、とにかくたくさん書き出す。すでにかなっている幸せな自分を想像しながら、前向きな言葉で。
試してみてもらえるとうれしいです。
さて、そんな願い事をお気に入りのノートや手帖に願いを書いたら、パタンと閉じて、引き出しや本棚にしまって、そのまま普通に暮らしましょう。どうかな? かなってるのかな? などと毎日開けて見たりしないこと。これがとても大切です。
忘れて、普通に暮らすのです。
それから2〜3ヶ月経ったらノートを出して、願いを見直してみましょう。不思議なことに、知らない間に叶ってしまった願いがあるはずです。これが、願い事手帖の魔法です。
叶った願いがあったら、大きく花丸をつけて「私ってよくやってるな」「運がいいな」と自分を褒めてあげましょう。小さな願いをたくさんみつければみつけるほど、叶う確率も高くなっていきます。
こうして、暮らしの中で小さく「できた!」という満足感を積み重ねていくと、いつのまにか自信がついて、大きな願いも叶えてみようかな、という気持ちになっていくもの。新しい願いが思い浮かんだら、自由に書き足していきます。子育てや家事で行動半径が狭まっている人でも、その中でできること、できていることがたくさんあることに気づくのも、大切なのだと思います。
「できばえ」に関係なく、できたことを喜ぶ習慣
家事は24時間、毎日繰り返されることが多い上、家族から感謝されたり褒められることも少ないため、達成感が得にくいものです。ほかにも、毎日のルーティンで、できて当たり前と思いながら繰り返していることが、私達にはたくさんあります。
でも一日を振り返れば、実にたくさんのことを私たちはしています。たくさんできているのに、それに気づかず、「もっと頑張らないと」「さらに上を目指さないと」と思ってしまったり、逆にできないことばかりを数えて、「なんて自分はだめなのだろう」「人に比べて能力がないのだろう」などと考えてしまいがちです。
でも、上手にできた、いつもよりおいしくできた、といった出来栄えに関係なく、繰り返される家事や家の仕事を日々できているだけでも、すごいことなのだ、ということに気づくことはとても大切なことです。
「今日できて、明日も変わらずできると思えることは、すべて褒めていいこと」。そう思えるようになれると、自己肯定感がしっかりと身についていきます。これは自分自身だけでなく、子どもやパートナーを見守る眼差しにも、とても大切なことです。
願いをたくさん書き出して、かなったらおおいに喜んでいく。その達成感が、もっとできる明日の自分を作っていきます。
日々の暮らしの中に小さな願いをたくさん拾い上げて、小さく叶えていきたいものですね。
<この記事を持って、季節のくらし仕事ー小さくてやさしい家事 は最終回です。長いご愛読、ありがとうございました> by izoomimomose