介護の限界

親と同居している人がどの程度居るか分からない。
地方に行けば行くほど減ると思う。
仕事がないからだ。
じゃあ都心部は多いのかと言えばそうでもないと思う。
大家族が住める家がない。

5080問題っていうのもあるけど、あれは引きこもりの50代を80代の親が支えて社会から孤立しているとかそういうネタだったような気がする。
ただ、50代の子が80代の親の介護をするケースは多いだろう。
介護には7段階ある。

要支援1
要支援2

は自立している状態なのでケアマネージャのフォローと簡単支援だけで十分。
買い物や病院の行き来をサポートすれば十分こなせる。
親の近くに住んでいれば同居せずとも何とでもなる。

この先に要介護1~5があるけど段階を追って大変になるわけじゃない。
むしろそういう人の方が希。
大半は要支援から一気に要介護3、要介護4などになる。

要介護4、5は動けない人、寝たきりや認知症で徘徊する人だ。
人のサポートなしでは生きられない。

要介護3は認知症さえ酷くなければギリギリサポート可能だろうけど、ここから介護老人ホームを意識しなくてはならない。
介護老人ホームは要介護2から入れるところが多い。
介護老人ホームは衣食住の衣類は買うけどクリーニングはしてくれるので全部揃っている。
入居することになる。家具や家電は合ったり無かったりケースバイケース。
雰囲気などもかなり違うのでお試し入居ができるところがよいと思う。
入居すると担当のケアマネージャが引き継がれることもあり、環境の変化と相まって相性によっては揉める。
と言うか揉めることを前提に候補をいくつか考えていきなり大金の一時金を払うはやめた方がよい。
3年から5年で元が取れるような設定をしているが、2ヶ月で退居することもあるのだ。

介護老人ホームの立地は家族の行きやすさとも比例するし都市部だと入居費(要は家賃)が大きく異なる。
あまり遠いと行けなくなるし、近すぎても毎日のように行くわけじゃない。


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