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#01 前世紀のシネマの美しい恐ろしさ: 「2001年宇宙の旅」

1968年   「2001年宇宙の旅」初上演

50周年を記念に70㎜フィルムの複製が作られて、全世界で上演されたらしい
そのとき、アイルランドにいた私は偶然で記念上演の看板を見た。運がよく、チケットが売り残ったことだけではなく真ん中にある席を取れた。

以前、「2001年宇宙の旅」は見たことなかった。
キューブリックの作品だと分かったのである程度まじめな内容だと予想したけど全然心の準備はできなかった

突然、映画館は真っ暗になって他のお客さんは一気に話を止めて静かになった。ちなみに、平成生まれなので70㎜フィルムの映画なんで見たことはなかったが静粛な映画館は真っ青に染められて、不吉な一本調子がなり始めた。その一本調子は進化し、ホルストの「火星」とともに地球の影から太陽が上がって真っ白なタイトルで現れる。神秘的な気持ちだった。

こんな感じ

Wikipediaによると、「2001年宇宙の旅」とは:

スタンリー・キューブリックが製作・監督した、1968年の叙事詩的SF映画である

wiki先生

っらしいんだが、その4月の日に見た映画は圧倒的に印象的な経験で正確にはホラー映画とも言えると思います。

 宇宙の寂しさ
 テクノロジーの恐ろしさ
 人間性の闇深さ

今でも意味の深い映画だと思います。

それまで気軽で愉快な昼間だった(笑)

だが、普通に「いい映画」から「圧倒的な映画」に変わったものは間違いなく70㎜フィルムだったのでしょう
フィルムのお陰で、映画の古さは感じたがある意味で心地よかった
BGMは驚くほどに出かかったがフィルムに残された軽いダメージをはっきりと聞こえた。そう言っても批判はしてない。懐かしくていい気持になった。映画の内容を無視すればww

5年間後にそこまではっきりと覚える映画は他にない

帰り道はずっと夢中だった
別に「2001年宇宙の旅」を夢中になれるほど好きという分けではなくて、
70㎜フィルムの上演に魅せられただはないかと思う

残念ながら、それから同じような体験はしてないが
いつかまたできればいいなー

#映画にまつわる思い出

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