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マンガ感想【キングダム7】


・丘を取った信たち


 互いに口から血を吹き出し倒れる縛虎申と宮元。
それに合わせて信たちも魏の兵たちも突撃!
無双をしていた羌瘣は呼吸が尽きたのでしばらくお休み。
信たちは魏の兵たちを撃破して丘を取りました、やった!
しかし深手を負った縛虎申は助からないようです、逝ってしまうのか・・・。
味方がわずかなので、縛虎申は丘を降りろと命令。

 そこへ宮元が「生きて丘を降りられると思っているのか」と笑い出します。
貴様まだ生きていたのか!
信が丘の反対側に駆け出すとものすごい大軍が!!
魏の大将軍「呉慶」が大軍引き連れてやってきたようです。
ズンズンと向かってくる呉慶軍。
呉慶って歌舞伎役者みたいな顔してるよね(ぇ)
この状況で「戦いてぇ」と思う信、将の器ですね。
ウザい宮元は「秦兵は一人残らず皆殺しになる」と笑って息絶えます。

 重傷を負った縛虎申は「置いていけ」と言います。
でも兵たちは担いで連れて行こうとします。
突撃ばかり繰り返させるのに慕われていたのか。
信に宮元の首が預けられます、さすがに布で巻かれてるな。
そこへ、悠然とした調子で王騎将軍到着。
壁たち騎兵隊もきました。
縛虎申は逝ってしまいました、畳の上では死ねないタイプだな。

 信はやってきた王騎将軍の圧倒的な気迫の前にタジタジ。
なにしろ天下の大将軍ですからね。
昌文君とは愛人だと冗談飛ばす王騎さん(笑)
王騎は信は期待外れだと言います、弱すぎると。
これから成長するんですよ!
王騎将軍に加勢を願う壁。
だが援軍にきたわけではないと王騎、んだと!
 

・知略対本能


 武将には二つの型がある、と王騎。
一つは呉慶のような「知略型」。
もう一つは「本能型」の麃公将軍。
知略」対「本能」これは武将の中の永遠の題目。
さて、どちらが勝つか。

呉慶率いる魏の大軍に向かっていく「麃公」将軍率いる騎馬隊。
「結局戦は武将のものです」と王騎。
まだ軍師の時代ではないみたいですね。
呉慶は戦を理詰めの盤面と捉える、麃公は燃えさかる一つの大炎。
どちらが是か、どちらが非か。
これは一方の首が飛ばなければわからない、と。
知略か本能どちらが勝つかな。

 進撃を続ける麃公軍。
呉慶は、麃公軍の突破力のカラクリに気づいた、という。
将の麃公はなかなか討てない。
麃公ではなく、麃公の配下を討とうとしている。
呉慶は軍を左右に分け麃公軍をすりつぶそうとします。
このままでは麃公は乱戦の中一人に、どうする麃公。

 挟み込まれて魏兵有利のやや一方的展開になってきました。
呉慶は朱鬼と麻鬼を呼んで麃公を討ち取れと命じます。
信が麃公将軍を助けようとしますが壁が止めます。
このまま併走し挟み込みにして心理的重圧を与える。
壁の兄ちゃん冴えてるじゃないか!
麃公軍も反撃に転じます。
信が単騎駆けだして、朱鬼と麻鬼を討ち取ろうとします。
強烈な一撃を信が麻鬼に見舞い撃破。
残った朱鬼も麃公に討ち取られました。
なんだ、ザコだったか、二人で信にかかればよかったな。

 

・麃公対呉慶の一騎打ち


 そして対峙する麃公と呉慶。
盾と面を捨てる麃公、両者の一騎討ちです!!
麃公の楽勝かと思いきや呉慶も結構強い。
どうやら、呉慶は文武両道の将のようです。
しかし、どうやら麃公が本気を出していないよう。
次第に麃公に押され出す呉慶。
大将軍麃公の方が上をいっているようです。
そのとき魏兵が「麃公を討てをお命じください」と言ってきます
一刀両断に斬り捨てられました。一騎打ちで手出しは無用だ。

 ここで呉慶が自分の過去を語り出します。
かつて魏の隣に「」という国があった。
呉慶はその小国の王族だったが趙に滅ぼされた。
名を変え顔に墨を入れて別人となり魏にたどり着いた。
それで歌舞伎役者みたいな顔してるのか。
呉慶は、過酷な過去があったんですね・・・。
麃公はそこらへんに転がっている話でくだらんと吐き捨てます。
呉慶は敗北を予感しているようです、それでも退かないと。
意外と熱い人だったんですね、退かないのは見事です。

 麃公の会心の一撃が呉慶を見舞います。
最後の台詞もなく斬って捨てられる呉慶でした・・・。
「なかなか見事な大炎であったぞ呉慶」と賞賛する麃公将軍。
「本能型」が「知略型」に勝利しましたね。


・秦軍が魏軍に勝利


 秦軍の勝利です!!
王騎将軍も満足したようですよ、結局、見物しにきただけでしたね。
麃公はここで帰国を決断、一旦秦軍は退くことにしました。
秦兵たちは魏兵の首を取って手柄にします。
戦国時代だから、こういうことは日常茶飯事なんだろうな・・・
信たちの帰還には貂が出迎え政も城壁の上から見ていました。

 向という少女が夜、政の伽をすることに。
ドキドキ、何が起きるんだろう。
政は竹簡(でいいのかな?)を読んでいますが、この時代にはまだ紙の本はないみたいです。
そして、向に政は昔話を聞かせるのでした。

 今回はここまでです。


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