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アニメ感想【るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱 第三十四話「逆刃刀 初撃」】

【序文】

 今回は剣心の過去の話です。
時は慶応四年鳥羽・伏見の戦いに新政府軍が勝利しました。
その戦いを機に剣心はどこへともなく去っていきました。赤空から餞別の刀をもらって。
人斬り抜刀斎と呼ばれた剣心の心境に何があったのか。


【修羅の道から足を洗った剣心】

 理由はわかりませんが、修羅の道から足を洗い流浪人になった剣心。
雨が降るなか、廃寺にネコと一緒に身を寄せます。
どうやら、熱があるらしく意識がもうろうとしています。

 そんな折にやってきた、新政府軍の敗残兵狩りの連中。
上野戦争の敗残兵を探しているようです。剣心が狙いではないみたいですね。
集合の時間に遅れるとかで、そいつらは去っていきました。
義壱がどうとか言ってましたが。


【人の温もりを知った剣心】

 剣心は廃寺で高熱を出して意識を失ったところを、義壱・皐月夫妻に助けられました。ネコと一緒に。
地獄に仏とはこのことですね。
介抱されて人の温もりを知ることになりました。
殺伐とした生活を送っていた剣心はこんなの始めてなのかな?
これ以前の過去はまだわからないままですが。

 身籠もっている皐月の話によると、亭主の義壱は元岡っ引きだったそう。
岡っ引きというのは、江戸時代に与力や同心の下について、犯人をお縄にあげていた人たちのことですね。元犯罪者が使われていたそうですよ。
岡っ引きでも正義感の強い義壱さんは、乱暴狼藉を働く新政府軍の連中を取り締まっていた。
しかし、それが災いして連中にハメられて利き腕を切られてしまったそう。
それで片腕なのか・・・。
連中に追われているので、皐月と逃げるように田舎にこもって暮らしているそうです。
この時代は、田舎にこもるということができるからいいよね(え?)


【はじめて振るった逆刃刀】

 しかしっ! 2人の居場所を敗残兵狩りの連中に嗅ぎつけられてしまった!
あのときウロウロしていた盗賊みたいな連中が義壱さんをハメたヤツらだそう。
盗賊まがい連中は、恨みを晴らすためか義壱さんを探していたのでした。
義壱は「十手と首を差しだすから、皐月だけは助けてくれ!」と嘆願します。
そんな頼みは聞かない人でなしの盗賊まがい連中。この野郎どもめ!

 そこへ、剣心が助けに入ります! 待ってました!
敵のデカブツ野郎は特殊な槍で連続の突き攻撃を繰り出します。
手下のやつがワザワザ槍の説明してくれてる、ありがとう。

 なかなか刀を抜くことができない剣心。
ここで人を斬れば、また人斬り抜刀斎に戻ってしまう。葛藤してしまいますよね。
意を決して刀を抜くと、それは逆刃刀でした。赤空の粋な餞別です。
そして、剣心は本領発揮して、敵のデカブツ野郎をリュウツイセンで撃破! やったぜ!
なんか、剣心の正体を知ってたやついたせいで、正体バレてしまいました。

 そして、剣心は義壱・皐月夫妻の元を去り、新しい世を見て回ることに。
今に意識が戻り、剣心は赤空の最後の一振りである逆刃刀・真打ちをもらい受けるのでした。


【終文】

 剣心の過去をかいま見れました。
何がきっかけで人斬りの道から足を抜いたのかはわかりませんでした。
人の温もりにふれて、荒んだ剣心の心も少しは癒やされたかな。
んにしても、あの夫妻の家ネコ多過ぎでしょ。
新しい逆刃刀も手に入ったし、これでまた戦えますね。


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諸葛鳳雛@真・歴史探偵
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