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ロンドン赴任時の体験と移民の話
私がロンドンの駐在員として赴任した時の体験談です。
私がロンドンに着いたのは1月1日でした。
ロンドンでも正月はノンビリしているので、私もノンビリしていたのですが、宿泊していたのはホテルです。
一週間くらいして、ホテル代を計算したら、トンデモナイ金額になっている。
慌てて、会社に下宿屋を探してもらって引っ越しました。
結局、ホテルには2週間位いたと思います。すっかり散財してしまった。
下宿屋はBed&Breakfast ・・・ つまり朝飯付きの宿泊所です。
旅行者が泊めてもらうようなところですが、ホテルよりは全然安い。
部屋の掃除はしてくれるし、居心地は決して悪くありません。
そして、ここの大家さんの家族はポーランド人で、大戦中に逃げてきたようです。
その下宿屋では、奥さんは、朝になってもいびきをかいて寝ている。
そして、朝飯は、ご主人が作ってくれる。
このご主人の作る朝飯がスゴイ!
目玉焼き3個、ベーコン、ソーセージ、ほうれん草のクタクタの煮物がドカン ・・・他にもあったけど覚えていません。
もちろん、パンもある。
最初は、「歓迎してくれているのか?」とか「最初だけだろう」と思ったけど、毎日こうだったんです。
イングリッシュ・ブレックファストというのは、こういう風に量が多いということを初めて知りました。
とても食べきれないし、夜帰ってくるのが遅かったりすると、朝もキチンと起きられない。
遅刻しそうになって、朝飯を食べないで出かけようとすると、ご主人が怖い顔をして「朝めしを食え」と怒る・・・。
こんな感じで毎日を過しながら、賃貸の家を探しました。
そして、賃貸の家を見つけて、3か月後に、その下宿先を引っ越しました。
この3か月で変わったことというと、私の体重です。
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はっきり覚えていませんが、5-6キロは増えていたと思います。
何しろ、目玉焼き3個にベーコン、ソーセージetc.ですからね。
彼らが、今どうしているのか分かりません。
彼らは移民だったのですが、国籍を変えていたのか、変えていなかったのかも全然知りません。私は、そんなことには関心がありませんでした。
いま日本には移民がメッチャ増えています。
この大家さんのように良い人ばかりなら、少し位移民が増えても構わないと思う。しかし、日本の実態はどうですか?
メチャクチャじゃありませんか!
この数年に起こった治安悪化の責任は全部政治家のせいだ。
トランプ流に「you are all fired!」と言いたい。
安部さんを崇拝しているように見える国民もいるけれど、安部さんも移民を推進していたことを忘れてはいけない。