山ワサビはホースラディッシュだった!
10年位前、山形県内の「道の駅」で「山ワサビ」が売られていました。
木の根っ子がいくつか集まったような形をしており、大きさは25cmx25cm位。
結構大きいのに値段は600円位。ワサビより全然安い。
安いので、面白がって買って帰りました。
すり下ろすとピリッとして、ワサビに似ています。
鉢植えでも育てられると聞いたので、鉢植えにしました。
薬味として使えるので、必要な都度すり下ろして使っていました。
すり下ろすと、割とパサパサしているんですが、ある時、これをマヨネーズと和えて食べてみました。すると、エッ、これは・・・。
むかしロンドンに住んでいたときに時々食べていた、ホースラディッシュじゃないか!
ホースラディッシュは、イギリスでも日本でも、ローストビーフに添えられています。
また、イングリッシュ・ブレックファストで食べるニシンの燻製にも添えられています。
ニシンの燻製はキッパースと呼ばれていて、私は好きですが、アブラが多くてちょっとクセがあります。
ホースラディッシュは、そのアブラを中和するような感じで、良く合うんです。
そして、それ以上にホースラディッシュが合うと思うのは、サバやウナギの燻製。
サバの燻製もウナギの燻製も、私は好きですがアブラが多い。
いずれも、レストランではオードブルとして出てきます。
いずれもホースラディッシュが添えられており、アブラを中和して、味をマイルドにしてくれるんです。
特にウナギの燻製はアブラが強くてギトギトしているので、ホースラディッシュはマストだと思います。
このホースラディッシュは日本では手に入らないと思っていたら、山ワサビと同じものだったというわけです。
その後、函館空港でビン入りの山ワサビが売られているのを見ました。
どうやら、北海道で栽培しているようです。
そしてまた最近、山ワサビ入りの納豆を見つけました。
この山ワサビ納豆のピリッとした感じが気に入って、この3か月位、毎朝これを食べています。
そして、最近思うのは、納豆を毎朝食べ始めてからお腹の調子が良くなったこと。
更に、この2年ほど腰が痛かったんですが、これも楽になってきました。
腰痛と納豆の因果関係は不明なので、断言はできません。
しかし、納豆は大豆の発酵食品だから、身体にも良さそうだし、美味い。
しかも、安い!!
ホースラディッシュが日本で普通に買えるということ、山ワサビと呼ばれていること、納豆と一緒に売られていて食べたら自分の好みに合う、体調にもプラス ・・・ 。
これらは全て偶然の積み重ねで分かったことです。
運が良くないとこうはいかない。
「俺はツイテいる!」と感じています!!