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処世術・自己責任が基本です!

ロンドンの2階建てのバスは映画などでお馴染みですが、あのバスの出入り口はオープンです。つまり、ドアがない。

だから、飛び乗ることも飛び降りることも出来る。
出入り口に柱が一本立っていて、乗り降りのとき乗客はこの柱につかまってバランスをとっているんです。

交差点でバスが信号待ちをしているときは、乗客は好き勝手に飛び乗ったり、飛び降りたり出来る。
バス停で待たなくても良いし、バス停を待たずに途中で降りたいときも、とても便利です。

これは事故があっても、「自己責任」というわけです。
ヨタヨタしている老人には向いていません。

私も駐在員時代、バスについては適当にやっていましたが、
止まらないエレベーターだけは怖くて乗ったことがありません。

このエレベーターは、ある企業の専用ですが、普通のエレベーターとは違う。普通のエレベーターは各階で止まりますが、このエレベーターはずっと動いているんです。

乗る人もピョン、降りる人もピョンとやるんですが、その間もエレベーターは絶えず動いている。

その企業の社員だけでなく来客も使えます。
これは慣れの問題だとは思うものの、私は怪我したくないので敬遠しました。

日本だと、たとえ企業専用といえども許可が出ないと思うんですが、
その点、イギリス人は鷹揚というか鈍感というか、要するに自己責任が徹底しているんでしょうね。

イギリスの田舎にはヤバい道路があるという記事を書いたことがあります。
(3車線の道路の真ん中の車線は、こちらからも向こうからも車が走ってくることがある、という話)
これも自己責任ですが、要するに自由の範囲が広いんだろうと思います。
一言でいうと、大人の国なのかもしれない。

しかし、自己責任と言っても、事故が起きたら知らん顔は出来ません。
その処理などが面倒だろうから、ルールをもっと厳しくする可能性はあると思う。
私が住んでいるときでも、キチンと扉のあるバスも走っていましたからね。

じゃあ、日本はどうかというと、自己責任をもっと自覚するべきだと思うときがある。

例えば、日本がこんなにメチャクチャになっているのは、政治家が悪い。
ということは、選んでいる国民の自己責任です。

与野党ともに、今の政治家を落選させれば良いのに、同じ人を続けて選んできたことが間違い

次に、世襲政治家!
何が美味しくて世襲しているのか疑うべきです。

私は、世襲議員なんか全部選挙で落とせば、それだけで世の中の空気が大分変わると思っています。
これも国民がその気になれば出来ることです。
しかも、非常に民主的で平和的な方法です。

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