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処世術・消費税は貨幣経済を否定する罰金!

いまの消費税は、消費をするとかかります。
消費をしなければかかりません。

しかし、人間は消費しないと生きていけない。
つまり、生きている限り課税される。
前から思っていたけど、これじゃ消費税は人頭税と変わらない。

もし、日本が原始時代だったら自給自足経済だから、自分で作ったものを自分で消費する。この場合は、消費税はかからない。

しかし100%自給自足は出来ないから、自分では作れないものは、物々交換をする。
物々交換なら値段がないから、この場合も消費税はかからない。

こう考えると、消費税は自給自足と物々交換を推し進める税制だろう。
社会を貨幣経済以前に戻したいと考えている人間がやりたいことだと思う。

今の世では物品の売買は避けられないから、
売買したら税金を課してやろうという悪法なのだ。

100均に行って買物をするときに、「こんなものを買うだけなのに税金を負担させるのか!」といつも思う。怒りしかわいてこない。
こうなると、消費税は税金というより罰金という方が正しい。

消費税の究極の目的は、物品の売買を阻止することであり、そのための罰金だろう。

森永卓郎さんが言っている。
田舎に住んで畑を耕し、自給自足に近づけば年収300万円でも食えないことはないと。

森永さんが「年収300万円時代を生き抜く経済学」という本を書いたとき、
私は、大げさなことを言うなあと思っていたけど、全然大げさじゃなかった。
年収300万以下の人がいまやごまんといる時代になった。

人は物々交換から進化して貨幣経済に移ったはずなのに、
これを逆転させて物々交換の時代に戻したいと思っているんだな!

社会を後退させる制度には反対だから、次の選挙では、消費税廃止を主張している人/政党に投票する。

理屈の通らないことはまだある。
政治資金には税金がかからないとは、どういう理屈なのか?

パー券だって、売ったら利益に対して課税しなければおかしい。
消費税もかけるべきだし、面倒臭いインボイス制度ももちろん適用しなければおかしい。

政治には金がかかると言うけれど、それがイヤなら政治家を辞めれば良い。別に、国民は困らない!


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