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仕事術・処世術 トイレの神様

以前、次のような話を、何かの本で読みました。
すみませんが、うろ覚えです

家を建てると、そこに神様が引っ越してくるそうです。

一番先に引っ越してくる神様は、家の中で一番きれいな場所に住みつきます。例えば客間とか居間でしょう。

でも、真っ先に来るのですから、当然身軽だし、お土産は持っていません。
と言うか、身軽だからこそ真っ先に来られるわけです。

二番目に来る神様は、二番目にきれいな場所に住みつきます。
例えば寝室などでしょう。この神様は多少のお土産を持っているようです。

こうやって次々と神様がやってきて、一番最後に来る神様は、
他がふさがっているのでやむを得ずトイレに住みつきます。

この神様は、たくさんお土産(宝)を担いできます。
お土産をたくさん持っているから思うように早く歩けず、一番最後になったわけです。

つまり、トイレに住みついた神様は宝をたくさん持っているのです。
トイレを日々きれいにすれば、それをご褒美として分けてくれるというわけです。

トイレをきれいにすると、良いことがあるというお話です。

日本は多神教の国なので、神様がたくさんいます。

なので、日本人には、こういう話は理解しやすいですね。
一神教だとこうはいきません。神様は一人ですから。

企業によっては、毎朝全社員で掃除をしています。 

事務所や工場をきれいにすると、
なぜか会社が儲かるようになるのだそうです。
もちろんトイレも含みます。

複数の経営コンサルタントがそう言っており、
実例はいくつもあるようです。

きれいにするのは良いことだと分かりますが、
なぜ儲かるようになるのか、その理由ははっきり分からないようです。

でも、たとえ儲かるようにならなくても、事務所や工場がきれいになるのなら、やってみたら如何でしょうか?
やってみる価値はあると思います。

なお、会社の始業時間を早めて、
その分ただで社員を働かせようとしてはいけないようです。

あくまで紳士的にやらないと、社員が労働強化だと判断して、
雰囲気が悪くなると聞きました。
世の中は簡単じゃありませんね。


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