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<仕事術>有言実行と不言実行
私は子供のころ、母親から「不言実行」と教わりました。
余計なことをグズグズ言わず、黙ってやるべきことをやりなさい、
というわけです。
しかし、子どものころは学校で勉強するだけなのでこれで良いとしても、
サラリーマンになってみると、これは違うと思いました。
母親は、昔の道徳を教えたのだと思います。
しかも、会社勤めをした経験がありません。
サラリーマン社会は、ある意味で競争社会です。
なので、黙々とやっていると損をすることがあるんです。
例えば、サラリーマンの中には、
他人がやった仕事でも、さも自分がやったような顔をする輩がいます。
仕事の実績は、正当に評価されなければ不公平です。
給与も役職も、行なった仕事の結果として与えられるべきです。
他人に成果を横取りされたらたまりません。
それに「やるぞ」といって実行すると、他の社員に良い刺激を与えます。
これが有言で実行する良い点なので、「有言実行」でやるべきです。
もちろん、「やるぞ」と言って実行できないと、
有言不実行ということになります。
これはみっともないし、口先だけの社員と言われるでしょう。
もし、絶対に出来るという自信がなければ、黙ってやる方が良いです。
その場合は、不言実行ということになりますが、
何もしない人に比べれば、ずっと立派です。
これを何度か繰り返せば、社内の評価も高くなります。